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我々は何者で、何処から来て、何処へ向かうのか。

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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。

 

昨日は小諸東中の終業式、今日は卒業式です。

 

学びの庭の塾生も、中学3年生を一つの節目として、卒塾していく生徒さんがいます。

もちろん、「学び」はこれからも(大人になっても)続いていくものです。

そのことだけは忘れずにいてもらいたいものです。

 

さて、今回の塾長日記は、大仰にも、「我々は何者で、何処から来て、何処へ向かうのか」などというタイトルをつけましたが、鋭い人ならば、すでに気づいていることと思います。そうです。これはポール・ゴーギャンの有名な作品のタイトルから採ったものです。

もちろん、ここで天地の開闢や人類の誕生からその最終的な目的地や大団円についてを大上段に構えて論じようなどという気は毛頭ございません。

単純に、学びの庭の塾生一人ひとりの視点に立ったとき、「ぼくたちはこの『学びの庭』の塾生としてこれまで何を学んできたのか。そしてどういう人間になれたのか。そして、今後さらにどういう学びをしていけばいいのか」という問いを設定できるということが、塾長の頭をかすめただけのことです。

 

英単語、計算、漢字、その延長にあるさまざまな応用問題などができるようになることは、もちろん大切です。しかし、それ以外でも、…

 

たとえば、…

 

授業が終わった後の挨拶さえ当初ろくにできなかった生徒さんが、きちんと正対して「ありがとうございました」と言って退室できるようになったこと一つとっても、これは非常に大きな成長です。

(ドアから出ていくツイデに、塾長の目も見ないで「ありがとうございました」と形ばかりの声を出して退室している塾生は、この塾長日記を読んだことを機に、挨拶の仕方を改善してください。挨拶がきちんとできる塾生は、概して成績も大幅に伸びていっています。)

 

また、…

 

入塾時には、いわゆる“指示待ち”で、言われなければ、席に座ったきり筆記用具もノートも出さなかったような生徒さんが、言われなくても、自分から、新規に知ったことをノートに残そうとするようになったというようなことも、大きな成長です。

つまり、自分で考え、行動に移す、という、今後の人生のあらゆる局面で役に立つ力を身につけられたということです。

 

このように、…

 

どうか、親御さんたちは、お子さんの日常生活のさまざまな振る舞いをつぶさに観察することで、こうした見えにくいわが子の成長に気づいてあげてください。以前に、「(わが子の成長が)テストの点数でしか分からない」などとキッパリ発言した、(塾長から見たら)大変に残念な父親がいました。本当に、とても残念なことです。「テストの点数? そんなもの見なくとも、わが子の成長は親である自分が一番分かっている」というのが、本来の親の在り方なのではないでしょうか。(もちろん、100%決めつける気はございません。反論は受けつけます。)

 

実際、塾長も親ですので、昨日、わが子から成績表を渡されました。それを見て分かるのは、日頃のわが子の頑張りを学校の先生がたもきちんと見てくださっているのだなぁという安心感の材料がそこにあることであって、わが子の成長は、日々の生活のなかで充分なコミュニケーションがとれていれば、すでに充分すぎるほど分かっていることなのです。事後的に「成績表」や「テストの点数」を見なければ分からないようでは、親子の絆が薄すぎます。塾長としては、そういう話を聞くと、とても悲しくなります。

 

親子の絆がしっかりしていれば、子供は自然と自信自尊感情が付きます。そして、おのずから、親に、周囲の人たちに、世の中に、報いようと頑張るものです。

以前に「そんなものは要らない、点数だけ取らせてくれ」「(少人数指導の得トレにおいて)他の子などどうでもいいから、ウチの子だけ面倒見てくれ」というようなお考えのご家庭がありましたので、当塾としては以後の指導を一切お断りしたことがございます。「学びの庭」の考える学習とは、他者を蹴落として自分(たち)だけがいい思いをするためにするものではありません。教科学習という面での自分の能力を最大限に発揮することで、自分(や家族)も、周囲も、さらには社会全体もが幸せになる、その一助となるためにするものです。

 

話が長くなりました。

まとめます。

実際に私どもが日々お子さんたちに教えていることは、数学の文章題の解き方のコツであったり、英語のイディオムや覚え方のコツであったりします。しかし、その土台には、必ず、こうした勉学を通して、人間的にも成長していってほしいという思いがあるのです。人間的成長を不必要と考える(たとえば数値だけで子供を評価する)親御さん、人間的成長をさせようとしない(たとえば子供の甘えを許してスポイルしてしまう)親御さん、そんな親御さんは、(おそらく、そうした親御さんはこの塾長日記を読むこと自体ないのでしょうが)、いまいちど、お考え直されてはいかがでしょうか。

事実、概して、そうしたお考えのご家庭のお子さんは、点数が伸びづらいです。そうした多くの場合において、お子さんの目に、生き生きした輝きがありません。親への義務感点数への強迫観念ばかりで学びに対する自分の喜びや感動がないから、学習にまったく拍車がかからないのです。逆に、大は小を兼ねるで、広く大きくわが子の成長を見守るご家庭のお子さんの多くは、おおむね点数を伸ばしています。お子さんの自負心積極性も備わっているので、大きな目標や目的に向かって、自分から学びや学び方そのものに対して創意工夫ないし試行錯誤をしていくからです。馬車馬的視点は、やはりあまり好ましくないようです。

塾長は、学びの庭の塾生全員がこの後者の目の輝きを持って卒塾してくれることを目指しています。それは、お預かりしているお子さんのためでもあり、お預けくださっている親御さんのためでもあると思うからです。

 

※ 今回、少々思うところがあって、一介の塾屋風情が、分を弁えず、やや挑発的なことを記しました。ご意見等ございましたら、どうぞおっしゃってください。

 

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