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フランス語は「フレンチ」、ドイツ語は「ジャーマン」。では、ギリシャ語は?

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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。

 定期テスト明けの中1授業で、Oxford University PressElementary Stories for Reproduction 2のなかから、比較的読みやすく、今後の学習に役に立つ、面白い内容の小話を読みました。

 読解方法としては、「スラッシュ読み」や、そのための「文の区切り方のルール」を、指導しました。これによって、どんな長い文でもおそれることなく読みこなしていけるようになることを期待しています。

 また、文法的には、動詞の過去形と、国名などの形容詞形を、学んでもらいました。そんななかで、「ギリシャ」は英語では「ギリシャ」でないことや、「ギリシャ語」は英語では何というか、なども扱いました。

 ※ 親御さんたちはご存知でしょうか。いまの(まじめに勉強している)中1の生徒さんたちは、英語で「ポルトガル語」を何というか、知っています。(New Horizonの教科書で、基本文に使われています。) 自分の子がなかなか難しいことを学んでいるのだということを、ぜひ理解してあげてください。

 さらに、物語の“オチ”の部分を和訳チャレンジしてもらうことで、英文全体の読解力を養ってもらいました。このようにして、単に、英単語が日本語に置き換えられる、英文が和文に置き換えられる、というレベルではなく、物語の文脈をつかむことができるレベルの力もつけてもらえれば、と考えて指導しています。

 ※ 高校生の授業では、こうした文脈(コンテクスト)判断のために、パラグラフ・リーディングや、ディスコース・マーカーといった、高度な読解方法のアイテムについても伝授しています。

 …さて、これだけで終わらないのが、わが「学びの庭」。

 今回扱った英語の小話の最後にBut the Greeks did.(でもギリシャ人たちはそうしてしまった。)とあったので、the Romansを使った英語の諺(ことわざ)、

Do in Rome as the Romans do.(直訳:ローマでは、ローマ人たちがするようにしなさい。)

まで、教えてあげました。中3であれば、次々と、「ローマは一日にしてならず」「全ての道はローマに通ず」なども教えても良かったのですが、あまりにも話が広がりすぎるので、さすがにやめました。それらは、また上級生になったときの機会に…。

 最後には、英語のクロスワード・パズルまで完成させ、充実の英文読解授業になったかと思います。未知の英語や未知の英文に触れる機会を、こうして折々作っていこうかと考えています。「習ってませ~ん(だからできませ~ん)」という言い訳型の勉強から、もっとアグレッシヴに(果敢に)切り込んでいく学びに切り替えていくためにも。

 

 

 

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