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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
身捨つるほどの祖国はありや
(寺山修司の短歌より)
ヨーロッパの小国には、祖国を謳う音楽を作った作曲家が数多くいますね。
スメタナ(チェコ)、
ショパン(ポーランド)、
シベリウス(フィンランド)、…。
ロシアによるウクライナ侵略は、我が国にとっても対岸の火事では済まされません。
日本は北方領土や南樺太を侵略されたまま何十年も返還されずにいる、当事国そのものです。
ロシアだけではありません。核を持った独裁国家が、日本の周りにはまだいくつかありますね。
我が国は、ウクライナ以上に危機感を持たなければならないと思います。
さて、長野県の公立高校入試(後期日程)が、間近です。
「学びの庭」では、授業時間以外にも、自習に来て頑張る生徒さんが多数います。
塾長も合い間合い間に能率よく学習できるように声掛けや具体的な指示をしております。
受験学年以外の生徒さんたちに関しては、最近入塾をしてくれた英語指導対象の生徒さんたちには音読練習を実施している、ということをお伝えしておきます。
・Alice and Humpty Dumpty
・A Glass of Milk
・Pictures and Our Beautiful Planet
中学校で英語を苦手にしてしまっている生徒さんたちの多くは、
まず、「読めない」。
だから、「分からない」。
「書けない」。
「つまらない」。
…こうして、
「避けたい」、
「逃げたい」、
「やりすごしたい」になってしまうようです。
とはいえ、「学びの庭」に通塾すると決心してくれた塾生は、「逃げずに頑張る」を選んだわけで、それだけで、偉いです。
英語も言葉ですから、小学校低学年の国語と同じです。
何回も音読。
読めなかった単語だらけの1ページが、読めるようになる。
まずは、その喜びを感じることから。
自信を持って読めれば、学習にも張りが出ます。
家で親御さんにも聞いてもらうよう言っています。
親御さんは、お子さんの学習内容にも関心を持って、必ず、褒めてくださいね。
いまの中学生は、とても難しいことを学んでいます。
決してお子さんのやる気を削いではいけません。
やる気をはぐくむのは、わが子を“苦手”にしてしまった親御さんの責任です。
いまある結果のすべてを、お子さんに背負わせてはいけません。
(塾長は自分の娘が苦手としている学習分野のあることを責めたことは一度もありません。親である私の責任だと思っているからです。学習に限らず、わが子のすべての言動や結果は、親にとっては常にシビアな成績表ですね。反省頻りでもあります。)
ぜひ、本人も、親御さんも、塾も、楽しい気持ちで、ともに歩んでいく気持ちで、自然と伸びていける道を進んでまいりましょう。