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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
浅間山の雪は消えましたが、寒さは増しています。この塾長日記をお読みの皆さんにおかれましては、どうぞ体調管理に充分お気をつけください。
さて、最近、久しぶりに高校生に小論文指導をしました。
課題文の要旨をまとめる作業と、自分の意見を記述する作文の、二つの題目でした。
生徒さん曰く、高校での指導では、要約は、単に本文の重要なところを切り貼りして作る、というものだったそうです。
その所為か、生徒さんの作った要約文は、非常に意味が伝わりづらいもの(おそらく書いている本人も意味が分かっていないもの)になっていました。
塾長の指導は、「要旨のまとめが、そのような無味乾燥としたツギハギ作業にならないようにするにはどうすればよいか」ということをスタート地点としています。
さらに、自分の意見をどのような構成の下で開陳すべきかということにも及びました。
序論・本論・結論。
起・承・転・結。
テーゼ、アンチテーゼ、ジンテーゼ。
ここでの詳細説明は割愛しますが、それぞれの具体的な活用法を紹介し、生徒さんが書きやすいように導きました。
昨今の大学入試では様々な推薦制度などもありますので、文系・理系にかかわらず、作文や小論文を書く力はあった方がいいでしょう。
日ごろから、自分のアイディアや意見をきちんと文章の形で書き留める習慣があるといいですね。
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