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節分・立春。心にも春を。

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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。

 

昨日は節分、今日は立春。ここ信州はまだ寒い日が続きますが、今後は漸次春めく時節です。塾生の皆さんは、気持ちを高めながら、受験や新年度に備えましょう。

 

昨日の授業で、小学3年生の生徒さんが、学校で実施された、節分に関する読み聞かせの本が面白かったと、塾長に嬉々として話してくれました。こうした、《言葉》をたくさん使ったコミュニケーションをとることは、学習面でも大きな効果を生んでくれるものと思います。

一方、中学生のクラス授業では、塾長が生徒さん一人ひとりの目を見て「この分野は、すでに中学校の授業でも習っているかい?」と尋ねても、返事さえ返ってこないようなことがあります。「習いました」「習っていません」「分かりません」など、何でもいいので、まずはきちんと《言葉》を使って返事をしてもらいたいものです。その点を伝えたのちは、全員が改善してくれたので、良かったです。

断言しますが、こうした《言語》を介したコミュニケーション能力は、学力や点数の向上にも関わる、大切な能力です。以前にあったことですが、何を訊いても「特にありません」、さらには「分かりません」と示すために黙って首をかしげる(ひねる)だけ、あるいは無言・無反応などの《閉じた動作》で済ませるようでは、能力が開花するチャンスをみすみす逃してしまうことにもなります。経験則上はっきりと言えることですが、心を閉ざして無言・無表情のままの生徒さんや、何でもやってもらおうとする『お客様感覚』の生徒さんが、ぐんぐん伸びるなどということはあり得ません。(そうなってくると、塾長ができることはせいぜい《基本や最低限の取りこぼしを無くしていく作業》や《考えないでもできるパターン問題を無感動のまま無理強いして暗記させる作業》でしかなくなってきてしまうのです。) 生徒さんは、学校でも、塾でも、家庭でも、《言葉》をはしょらずに、周囲の人たちと、より良いコミュニケーションをとるほうがいいでしょう。実際、多くの伸びていくお子さんというのは、塾長との《言葉》を介したコミュニケーションを厭わない子です。勉強のどこに困っているか、何がイヤか、どう悩んでいるのか、などなど、いろいろと本音は話してしまっても構わないのです。建設的に、ではどうしようか、どうしたらいいのか、を考えるのは、その次のステップです。

本来こうしたことは、学校の先生や塾の先生が教える類いのことではありません。親御さんが教え導いたり、本人が気づいていったりする類いのものです。とはいえ、塾長としては、塾生には伸びていってもらいたいので、敢えてこうしたことについても働きかけをしていきます。

心が開いていくと、学習にも前向きになれます。コツコツやることも、楽しくなります。長時間やっても疲れません。せっかくやるなら、楽しくやりたいですよね。

 

 

 

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