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ノーベル賞を6回もらえた男

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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。

 

今日は啓蟄ですね。ここ信州でも、さまざまな春の訪れが感じられます。

先日などは、ほころび始めたの枝に(ならぬ)目白がとまっていました。

 

さて、学年の変わり目のこの時期に充電できるかできないかで、来年度以降の学習成果の流れも変わってくるかと思います。

「学びの庭」では、中学2年生のクラス授業では、早くも長野県公立高校入試の最後の大問の英語長文を読解演習しています。

現在完了や関係代名詞などが少しばかり出てきますが、それはその都度解説をして進めています。言語は、「何年次に何を習う」ということよりも、「出会ったときに学ぶ」ということのほうが大切です。塾生は全く気負いなく読んでいってくれています。(基礎を中心とした完全個別指導生には実施しておりません。塾長の自己満足になりかねないからです。)

特に、先日おこなったのは、中学校の国語「科学はあなたの中にある」とも連関する、マイケル・ファラデー[1791-1867]にかかわる伝記的な内容の英語長文でした。理科でも発電機や電磁誘導のことを学んだばかりです。ファラデーは、時代がもう少し遅ければ、ノーベル賞を6回はもらえたとも言われているそうですね。数年前に作ったレジュメも配布しなおし、過去問題のメッセージ性や、「万雷の拍手」「古色蒼然」「爛々と」などの語彙についても触れました。

英語長文の問題実施もし、実際に点数化してみました。塾生は皆、「合格!」と言いたくなるくらい、とてもよく健闘していました。こうした過去問題に早いうちから触れるということは、とても大切なことだと思います。「まだ習っていないところがあるから…」と後回しにしてしまってはいけません。科目を超え、カリキュラムを超え、生徒さんの伸びしろを形作る、こうした授業が日々できるのは、「学びの庭」の大きな長所です。定期テスト直前期ではない今だからこそ、広い視野・深い領野で豊かに学べるということでもあるのです。

塾生も、親御さんも、目の前の点数ばかり追っていてはいけませんよ。(テスト直前の時期はいざ知らず)、常にそういう狭い視野しか持たない姿勢でいることでは、かえって、点数は逃げていきますよ。塾長は何千というご家庭と生徒さんを見てきて、もうそんなことは、充分すぎるくらい“分かって”いるのです。

得点向上(テストへの取り組み)と、より深い学び(日常での好奇心・教養・情操など)は、常にセットで育んでいく課題であると思います。

 

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