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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
今日も塾生たちが自習に来てくれています。
黙々と1時間ほど学習するだけでも、ふだんの家庭学習ではできないような、かなりの量をこなしてくれています。塾に来て自習することは、本当に効率が良いと思います。親御さんも、送り出せるならば、どうぞ送り出してあげてください。
さて、今日は高校生の数学についての状況報告です。
生徒さんの高校の進度に合わせて、二次方程式の実数解の個数、二次不等式、三角形の外心・内心・重心・垂心、ユークリッドの互除法、一次不定方程式、3次式の因数分解、二項定理、などなどを個別に教えています。
新高1生には、高校の数学への導入として、降べきの順、指数法則、たすき掛け、3次式の展開・因数分解、二重根号、さらには、絶対値の関数のグラフ、二次関数と判別式、正弦・余弦・正接の基礎などを教えています。
春休みにして、これだけのことを概要として知って入学する生徒さんと、高校側から出された課題だけをこなして入学する生徒さんでは、もう、すでに、スタート段階からして、大きく差がついていると思います。新学年を迎えるすべての学年の生徒さんにも、それは共通して言えることです。この春休みに意識的に充電した人は、ただ漫然と過ごした人よりもずっと溌溂と学校の授業に臨めることでしょう。
もちろん、練習問題を多くこなさなければ身につかないので、得点力という点においてはどの塾生たちもまだまだこれからなのですが、高校での授業がほとんど「初めて聞いた」では、あまりにも遅いのです。得意になるためには、「習う前に、すでに(ある程度)知っておく」ことが肝要です。
復習も大切ですが、それならば、学校の授業が復習になるように、予習にも力を注いだ方が賢明です。学校の授業時間を十全に活かすためにも有効な学習法だと思います。