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ガーシュウィンからも学ぶ。

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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。

 

最近の「学びの庭」の中高生の授業は、定期テスト後の、試験範囲にとらわれない、“充電”に当たる、“自由”な学習を採り入れています。(もちろん、単なる遊びではありません。いえ、より広い意味では、学びも“遊び”かもしれませんが…。)

具体的には、英語では、未知の長文を読んでみたり、数学では、思考問題を解いてみたりしています。固い頭を柔らかくして、ちょっと面白い問題に、クイズ形式等で、チャレンジしてもらっています。

 

そんななか、文化祭を終了したという高校生に、少しばかりその様子や感想を訊いてみました。クラス展示クラブ活動発表など、いろいろと楽しんだようで、コロナ禍の下とはいえ、創意工夫をして盛り上げていける若者たちに、塾長はたくましさも感じました。

 

さて、そのクラブ活動発表のなかに、吹奏楽部の演奏もあったというので、塾長も自分の(はるかかなたの?)高校時代を思い出して、つい、少しばかり、授業を脱線してしまいました。とはいえ、とても意味がある脱線でしたので、ここに簡単に紹介いたします。

塾長は中学・高校と、吹奏楽部に所属していました。中学時代と比べ、高校時代は、あまり熱心には活動できませんでした。とはいえ、それでも、文化祭で、当時お気に入りだった、ジョージ・ガーシュウィン『ラプソディ・イン・ブルー』中間部の、音程とリズムが不思議なズレかたをした、あの印象的なパッセージ(“あの”などと言われても困るかもしれませんが…)をホルンで奏でられたことが、とてもうれしかったことを覚えています。

「学びの庭」の生徒さんには、高校時代に買ったガーシュウィンのCDに書かれていた曲目ひとつ取っても、自然と英語の勉強になっていたということを、話題にしました。

たとえば、…

・Rhapsody in Blue

・A Foggy Day

・Someone To Watch Over Me

こうしたタイトルから学べる英語知識の一齣(ひとくさり)を、それぞれ教えました。(ここでは詳細は割愛。)

 

さらに話はrhapsodyのようにrh-で始まる英単語の話にまで広がり、生徒さんとともに、知っている英単語を並べ合うこととなりました。皆さんはどれくらい挙げられますか。また、下の単語の意味は分かるでしょうか。

・rhetoric

・rhythm

・rheumatism

・rhyme

・rhinoceros 

・Rhein

・Rhodes

(地名はズルいですかね)

 

ともあれ、多感な中学・高校時代、何を吸収し、何を感じ、何を考え、そして、どう行動するか日頃の興味関心や日常生活の端ばしは、そのヒントに満ちています。

 

 

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