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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
卒業シーズンですね。「学びの庭」の地域の、小諸東中学校・浅間中学校・佐久東中学校・御代田中学校も卒業式です。
一つの大きな節目。おめでとうございます。
さらなる成長への羽搏きとなるよう、期待しています。
さて、今日は、「学び」は、「遊戯」でもあるというお話。
先日、得点力強化トレーニングに参加してくれた生徒さんたちに記念品を配りました。
学用品のデザインの消しゴムと、飲料水のデザインの消しゴム。そして、ミニライト。
この、ミニライトが、即座に活躍。
小さいにもかかわらず、サーチライト風にまっすぐ光が進む、強力な懐中電灯でした。
生徒さんの一人が、天井に向けて光を照射。(太陽)
すかさずもう一人が、その周りをグルグルと周回するように照射。(地球)
そして、もう一人が、さらにその周りを旋回するように照射。(月)
こうして、あっという間に太陽系(恒星と惑星と衛星の動画)が天井に出来上がりました。
なかには、「これはハレー彗星ね」と言って、物凄い楕円軌道でライトを動かして見せた生徒さんもいました。
塾長が予想もしなかった遊戯が、きちんと学習にもつながっている。
しかも、一人ではできないことです。
驚きました。
もともと、スクール(英school<羅schola講義、討論、学校, scholasticus学校の、塾の)は、スコーレ―(希scholē=余暇)から来たといわれています。学びの場は、余白の時間をどう豊かにしていくかにかかっています。
本来的な自由時間・遊び時間を、いかに豊かにしていけるのか。
若い、心身ともに成長盛りのあなたたちは、「単なる消費主体として娯楽で時間を潰す」のではなく、「創造につながる活動で時間を活かす」ことができると素晴らしいですね。