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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
今年もまた、ひとつばたご(なんじゃもんじゃの木)の白い花が咲き誇り始めました。すぐに散ってしまうので、塾生の皆さんは、玄関の出入りのときに、ぜひ見上げてみてください。
ゴールデン・ウィークの得点力強化トレーニングも盛況のうちに終わりました。参加できた人は油断せずにさらに磨きをかけ、参加できなかった人はその分をきちんと自分で背負って、定期テストに臨みましょう。
得トレでは、小学生・中学生・高校生、全員参加で、一問、等差数列の問題をこなしました。
そしてこれを、小学生にも簡単に分かるやり方で、しかも、塾長オリジナルの図までつけて、解説しました。
この塾長の解説には、これまで公式の丸暗記に苦しんでいた高校生からも、
「そう考えれば、実はものすごく簡単ですね」
と言ってもらえました。そうです。難しく見えるものを、簡単に見せる。これは教師の重要な役割の一つです。この図さえ再現できれば、もはや公式の丸暗記は必要ありません。というのも、それそのもの、なのですから。
塾生たちの話によると、高校では、この数列を、ただ無機的な数式のみで教わっていたとのことです。どうやら高校の数学の授業は、数学が得意な人にはまだしも、そうでない人には、面白みのまったく伝わらないものになってしまっている場合が多いような気がします。(塾長が高校生だった時の授業もそうでしたが。) 「なんでできないかな~」なんてボヤいちゃう、レベルの低い先生もいるようです。 数学のプロなら、数学が嫌いな人を大いに好きにしてこそ、あるいは、数学が苦手な人を大いに得意にしてこそ、教師冥利に尽きるというものなのではないでしょうか。
『学びの庭』では、さらに、高校生の個別授業の際に、等比数列に関しても、塾長オリジナルの図をつけて、教えました。
これは、そんじょそこらの解説書には載っていません。(それはそうです。塾長が考えたのですから。)
こちらも、問題演習の時に公式を忘たときには、ヴィジュアルから入って再構成する手助けになること間違いなし(?)の必勝アイテムでしょう。
塾生の皆さんには、自力を中心に据え(←はい、ここ大事ですよ。)、他力も大いに活用し、さらに伸ばしていってもらいたいです。