- カテゴリ
皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
前々回からの続きもの。今回はその第3回です。
③数学「スピードと正確さは比例する?」
学びの庭の完全個別指導の授業では、
演習時間をなるべく短めに切り詰めています。
ただでさえ短い指導時間を有効に使うためです。
定期試験前の得トレ(得点力強化training)でも、
制限時間「20分」と印刷されたプリントを、
「10分以内」で実施してもらっています。
なぜなら、10分でも、20分でも、それによって
点数が変わるわけではないからです。
たしかに、考えることは大切です。
しかし、知識問題を額を叩きながら
「何だっけ~、何だっけ~」と
搾り出すように思い出していても、
ほとんど意味はありません。
厳しい話ですが、
その程度の記憶による知識ならば、
当日のテストでは使い物になりません。
それであれば、
潔く✖をつけて、赤ペンで直して、
記憶を強化するほうが教育的で効果的です。
また、無駄に悩み苦しむ時間を+10分したら、
勉強がツライものになってしまいかねません。
それであれば、
早めに切り上げて、解答・解説を参照した後の、
繰り返し時間を確保したほうが利口です。
スピーディーに行うことで、
解説時間も増え、
見直し時間も増え、
繰り返し時間も増えますので、
当然、得点力も上がります。
実際、学びの庭では、
1回目△点、
2回目〇点、
3回目◎点と、
繰り返すことで、効果を上げています。
スピードと正確さは比例するとは限りませんが
(今回のコラムはタイトルで煽っていますね…)、
いま語ったような繰り返しをするならば、
スピードと得点力は比例している、
と言えると思います。
勢いよく大量に反復学習をしていくためにも、
スピードは必須の条件なのです。
家庭学習をするときにも、
キッチンタイマーなどを利用していくことを
オススメいたします。
…こういうことを言うと、すぐ、
「うちにはキッチンタイマーがないからムリ~」
とか言う生徒さんがいますが、
やめてくださいね~。
そういう場合は、
ぜひ、自分なりの工夫をしていきましょう。
自分の工夫で得点力が上がったら、
最高にhappyですよ!
中学数学で最近感じたことに関する話題は、
今回でいったん閉じます。
今後気づいたことがあれば、またの機会に。
塾生およびその保護者様におきましては、
ご質問・ご感想などがございましたら、
どうぞ遠慮なくお伝えください。
ともに考えていきましょう。