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習ってなくて、いいんです。

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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。

 

定期テストの期間です。

生徒さんは、どういう学習法が良いのか、親御さんは、どういう働きかけが良いのか、具体的に探っていこうと思います。今回は、生徒さん編です。

 

① 「習っていなくて、いいんです。」

ここ1週間ほどで、「まだ習っていません」というセリフ(だから出来なくて当然です」という心のなかの言葉)を、何人もの生徒さんから聞きました。

たしかに、たとえば、数学で定義そのものが分かっていないようなものを解くのは不可能でしょう。それは大いに分かります。しかし、よくよく聞いてみると、実は学校の授業では取り扱わなかったというだけで、大枠の範囲ではすでに終わっている単元であったり、実は習っているのに忘れているだけであったり、そもそも学校で習わないような応用問題であったり、ということが多いです。

これまでにも事あるごとに伝えてきているように、習っていなくても、いいのです。いえ、むしろ、習っていない方が、いいのです。(なぜなら、すでに習って出来るようになっているならば、わざわざ塾でそれをなぞる必要はないからです。) すでに持っている知識を総動員して解いてみればいいのです。解けなくてもいいのです。果敢にチャレンジしてみればいいのです。間違いを恐れることはありません。むしろ、間違えてこその勉強なのです。

 

以前に、「学びの庭」の塾生が、素晴らしい名言を残してくれました。

「何も間違えない人は、人生を間違えている。」

素晴らしすぎます。塾長は、これを聞いたとき、「その通り!」と思って、すかさずメモをしてしまいました。およそ何も間違えない人は、神様か、…あるいは、何もチャレンジをしていない人です。塾生の皆さんも、ぜひこのことを肝に銘じてください。チャレンジしない人生ほど、ツマラナイものはないのです。

 

…さて、次回は親御さん編です。

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