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英語。大文字のアイと小文字のアイ。

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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。

 

今日は、英語の話を。

 

今年度は、中学校の教科書が改訂されましたので、日々それらも使って指導をしています。

中3の英語の教科書で、「インターネットで」という表現が“on the internet”と書かれていました。中学校の授業で解説があったのかどうかを確認したところ、特になかったとのことでしたので、「学びの庭」として、補足説明をしておきました。

数年前から、「インターネット」という単語の頭文字は、大文字のアイは使わず、小文字のアイを使うようにシフト・チェンジしています。しかし、高校生の今年度の単語練習帳では、いまだに従来の“on the Internet”という表記も見られました。特別な存在だったインターネットも、もはやごくありふれたものとなり、普通名詞化しているという現状を説明し、とはいえ、しばらくの間は紙媒体などで古い表記のものも見るだろうから気をつけるように、と伝えました。

 

さて、ここからは、塾長の妄想。

とりわけ近代以降、個人、個人、個性、個性、と言われてきた社会。しかし、もしも、ことここに至って、個性もごくありふれたものとなり、没個性的な自己ばかりが増加してしまったならば…。

もしかしたら、これまで英語では特別な存在として大文字で表現していた《I》が、もはやありふれた普通名詞化した小文字の《i》に置き換わってしまう日が来るのではないか、と。

Do you like coffee ?

―No, i don’t. But i like tea.

こんな英語が当たり前になったら、何か、怖いですね…。 

 

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