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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
唐突ですが、今日は、うなぎの話を。
(完全に、“雑談枠”の話です。)
…といいますのも、静岡県浜松市に行ってきた塾生が、うなぎパイをお土産に買ってきてくれたからなのですが、…。
生徒さんには、すかさず、「lit d’anguille(うなぎの寝床)という言葉を聞いたことがあるよ」という話をしてあげました。
さらに、漱石の小説『こころ』の話も。
『こころ』のなかで先生とKが下宿している部屋の間取りも一種のうなぎの寝床のようなもので、一方の部屋を通らなければ奥の部屋に入れない構造になっています。
(だからこそ、そこには自然と会話や関係性が生まれるのでしょう。流石漱石は巧みに作りこんでいますね。)
うなぎの学名は、Anguilla japonica(二ホンウナギ)。
「英語ではなんて言うか知っているかい?」と問いかけましたが、中学生あたりでは、なかなか聞く機会は無いですよね。(大人でも無いか…。)
eelと言いますね。複数形でも単数と同形でeelという場合があります。
電気ウナギや、八ツ目ウナギは、ウナギとは別の種類のものだったと思います。
たしかダンテの『神曲』にもウナギは出てくるのですが、あれはどんなウナギだったのでしょうか。
ともあれ、鰻(うなぎ)一つで、一齣(ひとくさり)話が出来ました。
塾生の皆さんも、いろんなことがその場で語れるといいですね。
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