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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
昨年末の授業報告を、3つほど、“蔵出し”させていただきます。
①「喜怒哀楽」から、気持ちの表現へ
小学生の国語について。
物語文中の「目を細めて」という表現について、このときの登場人物の気持ちを説明させる問題。
まず、生徒さんが「目を細める」の意味を全く理解していなかったので、それを説明しました。
※親御さんたちは、本の読み聞かせ(幼児で終わってはいけませんよ)で、慣用句や、少し難しい表現を、子供さんに説明や質問や対話をしながら、読解力や思考力や感受性を深めていく、きちんとした《子育て》をしてください。
その次に、《気持ちの表現》というものを教えました。
というのも、生徒さんが、気持ちの表現の全く含まれていない、単なる前後の状況の説明にしかなっていない答えを作って直せないでいたからです。
まず、「喜怒哀楽」という四字熟語を教え、気持ち(心情)の直接表現から教えました。
いまのお子さんは、そこまでやらないと、分からないのです。「うちの子は小学校で普通にやっているから、まあ大丈夫でしょう」などと、勘違いしないことが肝要です。
ほとんど全く分かっていらっしゃらないと思いますよ。正直言って。
どうぞ、早めに「学びの庭」のような、良心的な塾で教わるなり、お母様(お父様でも結構ですが)が、一念発起、超本気でわが子の語彙力・思考力・感受性を構築できるメソッドを確立して実行していってください。
お子さんの《国語力》は、第一義では、ご家庭のお母様(決めつける訳ではありませんが、たいていの場合はお父様よりはお母様)の力量にかかっています。
ハッキリ申しまして、責・任・重・大ですよ。
②完全反復学習で、定着させる。
中1生の英語について。
過去形の不規則動詞の文。
少人数クラス授業で、肯定文、否定文、疑問文とその答え方、疑問視の疑問文とその答え方、「誰が」「何が」の疑問文とその答え方、について、学習し、練習した生徒さん。
授業でも、何度も強調し、何度も教え直した内容が、それでもまだ定着していなかったので、完全個別指導の授業時に、再度、対話型学習で確認し、少人数クラス授業で実施したページを、そっくりそのまま再演習しました。
この、全く同じ問題をやるという、一見無駄で無意味に思える授業でしたが、生徒さんは、見事に定着し、類題もこなせるようになりました。
こういうことが大切なのです。
漫然と教える、こなす、の演習・解説をしているだけでは行きつけないところまで、生徒さんは辿りつきました。
同じ問題の反復。親御さんには無意味に思えるかもしれませんが、さにあらず。
全く同じものをやって、正解数が増えないとしたら、流石に生徒さん自身も「ヤベ!」と思いますからね。
効果は高いのです。
今後もこうした場面を多く作っていきたいです。
③個別の質問対応から、皆の知恵へ
中3生の英語長文について。
少人数クラスでの質問対応で、英語長文問題の本文の一部の和訳が分からない、という旨の質問を受けました。
塾長はすかさずその一文と、周囲のいくつかの文を黒板に板書し、全員の「和訳チャレンジ問題」を作りました。
勿論、狙いどころのある文ばかりを電光石火のスピードで選択し、出題しています。
《tell 人 to不定詞》、《make O C》、《関係代名詞・目的格の省略》など、生徒さんたちがいい加減に意味を捉えがちなところを狙って教えています。
とりわけ、本文以上に、選択肢の英文に関しては、注意深くチェックをさせています。
※選択肢の英文の意味が捉えられなければ、選びようがないですからね。
一人の生徒さんが疑問に思っていることは、たいてい、他の生徒さんも実は分かっていない、ということが多いです。
そこを見極めながら、完全個別指導よりも少人数指導のほうが役に立った! という場面を多く作っていきたいです。
過去問題単科講座も、同様の効果がございます。
盛り上がる、という意味や、量的補完の意味などもありますので、何でもかんでも完全個別の方が良い、とは限らないのです。
ベストミックスを探っていくことが、肝要かと思います。
さて、この地で20年近く教えている「学びの庭」塾長の授業ですが、それでも、日々、進化をし続けています。
今年もそうした進化を続けながら、頑張ってまいりたいと思っています。生徒さん自身の学習や、親御さんの賢い子育ても、盛り上がっていくことを大いに願っています。