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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
今回は、3つの「素晴らしい!」のご報告です。
① 100点以上アップ!
中2の新入会生。直近の定期テストで、入塾前から一挙に100点以上上昇しました。
塾長があおってガリガリやらせたわけでもなく、本人がごく普通にやるべきことをやってくれて、今回のこの結果です。素晴らしい!!
そのごく普通、とは、…。
・通常授業
・得トレ
・単科
・家庭学習(宿題・ホームmana-t)
などを日々行い、繰り返し、疑問点が出てくれば塾の授業で質問をすることです。
…こう言ってしまうと、本当にごくごく、普通のことですね。しかし、その普通をきちんと続けることが、素晴らしいのです!
みんなと一緒だから頑張れる、塾長が声掛けをしているから頑張れる、親御さんがお子さんを信じて、塾を信頼して、日々のプラスの働きかけをしてくださるから頑張れる、そして何より、生徒さん本人が自分を信じているからこそ頑張れる。…そうしたことの相乗効果の賜物(たまもの)であろうかと思います。
塾生の皆さん。点数や成績といったものには今後さまざまな凸凹が出てくるでしょうが、これからも、一つひとつ頑張っていきましょう。頑張ったものは、今後かりに直近で結果が出なかったとしても、姿を変え、形を変え、必ずどこかで花開きます。塾長はそう信じています。
② 猫と犬が降っている。
先日、豪雨に見舞われたときの英語の授業で、塾長は
It’s raining cats and dogs.
という表現をアド・リブで教えました。
猫🐈と犬🐶のイラストも描いて。
(塾長の画力の低さを生徒さんたちは笑っていましたが…)
「猫と犬が降っている。」
どういう意味だかお分かりでしょうか。
そうです。土砂降りという意味ですね。
なぜ猫と犬なのか。塾長は簡単にその語源までさかのぼって(これ、必要あったかな…)説明してあげました。
すると、そののちの中学校の授業でも、まさにその「猫と犬が降っている」を、中学校の英語の先生が話してくれたそうです。その日も土砂降りだったのでしょう。塾生のなかには、「あ、それ知ってる!」となって、学校の授業において、「よく知ってるね!」と、皆に一目置いてもらえたとのことです。
良かったです。塾の役割の一つである、“学校で輝けるために”という部分が果たせたのではないかと思います。
いろいろなことにアンテナを張って、見聞を広げ、ここぞというときにそれを発揮する。
素晴らしいことですね。
③ 勉強は本人次第?
最後は、親御さんのことです。
少し前の話になりますが、面談(個別説明会)に来塾なさった生徒さんと親御さん。
塾の概要などを説明し終えたのちも、生徒さんは少し不安だったようです。通塾するかどうかを迷っていました。塾長は即断は求めず、親御さんに、「家に帰られてご家族でお話しなさって、もしやってみようという話になりましたら、どうぞお電話ください」と伝えるにとどめました。
すると後日、通塾を希望するとのお電話。
親御さんがおっしゃるには、「頑張れるかどうかわからないけれど、とりあえず、やってみたら? お母さんもあなたを支えるわよ」と話したところ、やってみようという気になったそうです。
とてもありがたいお話でした。
「勉強は本人次第だから…」
「やる気になったら、塾に行かせたいけれど…」
「まずは学校の勉強をしっかりやってくれないことには…」
「ウチの子には部活との両立は無理だから…」
こんな言葉でせっかくの本人の学習チャンスをみすみす逃してしまうご家庭が多いなか、鷹揚に「とりあえず」などという言葉を発してくださった親御さん。素晴らしいですね。いまや、その生徒さんは授業中に笑顔も見られ、良い意味でのリラックス・モードで、コツコツと知恵や知識を積み上げています。
何ごとも、始めるときには精神的な負荷がかかるものです。いきなりトップギアで発進することはできません。そういう意味でも、精神的なハードルを見事に下げた親御さんの采配は、お子さんの性格や性向を熟知したうえでのものだったのでしょう。
塾長も、人の親として、学ばせていただきました。
塾長自身、日々、こうしてさまざまなお子さんたちをお教えできるチャンスをいただけていることに感謝しております。
今後とも、真面目に、楽しく、指導をしてまいります。