- カテゴリ
皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
本日の午後は、夏期講習の締めくくりとしての学力テストを実施しております。
試験監督をしていると、窓の外に番の紋白蝶がひらひらと飛んでいるのが目に入りました。
早速、試験の合間の生徒さんたちに、「蝶番」という字を読んでもらいました。
その場で正解は出ませんでした。そこで、塾長は、わざと答えを教えないで、「調べてごらん」とだけ伝えることにしました。(さて、何人が実際に調べるでしょうか…。)
このように、いたるところに一寸した知恵や知識のトピックがあるものです。親御さんたちは、そうしたものを逃さずにお子さんとの会話の話題にしてあげてください。生徒さんたちも、そうしたものを愉しめる気持ちの余裕を持ってください。
ちなみに塾生の皆さん。豊かな語彙に関する本は、「学びの庭」の玄関の書棚にいろいろと置いてありますよ。たとえば、『水のことのは』『花と緑のことのは』『言葉の風景』…。
試みに繙いてみても、…「兎(うさぎ)波を走る」「敦盛草/熊谷草/弁慶草/しずの苧環」「集(すだ)く/落(あ)ゆ/戦(そよ)ぐ」…知らなかったことがあったり、なるほどそういう表現をするのかと感心頻りのものがあったりと、飽きることがありません。言葉を知るということは、それ自体、豊かに生きることと直結します。
こうした日本語の豊かさは、我が国のかけがえのない財産ですね。歴史の深さ、文化の深さがあってこその言葉の豊かさです。ありがたや、ありがたや…。
お問い合わせはこちら