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記述の△を〇にするポイント

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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。

 

今日で9月も終わり。今年度も半期が終わります。

小諸東中学校では白梅祭(文化祭)ですね。意見文発表や英語スピーチ、演劇、吹奏楽、…さまざまなものに触れ、考え、感じ、今後の人間形成に活かしてくれればと思います。

 

さて、今回は、中3生の国語に関する話です。

 

新入会の塾生の三者面談をおこなった際、親御さんから、お子さんの国語文章題の記述問題がどうしても正解(○)にならず、△になってしまう、というお悩み(ご心配)をお聞きしました。そこで塾長は、普段は英数のみの指導の生徒さんでしたが、特別にこの生徒さんの前回総合テスト国語答案の分析をしてみました。石垣りん『挨拶―原爆の写真によせて』や、千住博『芸術とは何か』、鷲田清一『「ゆるキャラ」の明るいニヒリズム』などを素材とした、文章題の記述課題です。

すると、明確に得点の上がるポイント7つも出てきました。

(7つのポイントの詳しい内容については、ここでの公表は控えさせていただきます。質問・相談をしてくれた塾生のみの特権とさせていただきます。)

添削メモ3枚準備し、授業の開始時に一言ずつ確認して、当該の生徒さんに配布しました。

今後の役に立つことを願っています。

 

それにしても、ふと気が付いたのですが、広島への原爆投下に関して、小5の国語教科書(光村)・朽木祥『たずねびと』には、「この年[昭和20年=引用者注]の終わりまでには約十四万人の人がなくなりました」と書いてありますし、広島市の公式ホームページでも同様の記述がみられるのですが、なぜか中3の国語教科書(光村)・石垣りん『挨拶―原爆の写真によせて』においては、「一瞬にして死んだ二十五万人の人すべて」とあります。「一瞬にして」「二十五万人」は、間違った事実認識に基づいた詩句、あるいは当時の広島市の人口と混同して作られた詩句なのではないかと思うのですが、この点に関しての解説は寡聞にして知りません。どなたかのご教示を仰ぎたいです。まさか、詩として素晴らしければ、数値が間違っていてもよいということなのでしょうか…。。。

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