皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。

 

暖かな陽射しのなか、梅の花もほころんで、春だけでなく、春期講習も“たけなわ”です。。

授業の合間にこれを記しています。

 

今日のお話は、英語の知識をどう膨らませるかということです。

中２の英語の教科書で、太陽光調理器(a solar cooker)のことが取り上げられています。

 

そのなかで、“発展途上国(開発途上国)”がdeveloping countryと出てきていました。

こうしたやや難しい表現もふつうに意味と発音を確認して覚えればいいのでしょうが、「学びの庭」では一味違います。

塾長は、すかさずこんな発問をします。

「じゃあ、先進国は何ていうのかな？」

 

皆さんはお分かりになりますでしょうか。

答えは、developed countryです。

(他、developed nations、advanced countryなどとも言うようです。)

 

この段階で、ピンとくる方はピンと来たと思います。

そうです。

developingとdeveloped。

現在分詞の形容詞的用法と過去分詞の形容詞的用法を教えるとても良い材料として、これを利用したのです。

 

すでに学校で取り扱っているところをこうしてさらに膨らませたり煮詰めたりして、単語の派生事項や知識の体系化につなげていければと思います。

ちなみに、このことを扱ったクラスは、超少人数指導の応用クラス(Advanced Class)でした。

机上の知識と実生活の語彙は、様々な面でつながっていますね。