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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
この春、中3超少人数クラス授業はクラスレベルを3通り用意して実施しておりますが、何が違うと言って、一番の違いは、クラスによって、中学校の課題をどれだけ計画的に進めているかという点でした。
応用クラスの生徒さんは、ほぼ計画通りに邁進していますが、基礎クラスの生徒さんは、まだ全く手つかずの教科があったり、丸付け・直しをしていなかったり…、と、その差は歴然でした。
もちろん実施している内容も、かなり違うのですが、それ以上に、意識の差、実際の学習量の差が、如実にあらわれていました。
拍車がかかる子は、どんどんやる。かからない子は、言われたときしかやらない。
これでは、差は広がる一方ですね。
応用クラスの指導はむしろ簡単なのです。そもそも学習を“やる”生徒さんなのですから。
塾長には受験知識も解法テクニックもストックが山ほどあるので、それを無理のないペースで有機的にかみ合わせていけばよいのですから。
むしろ大変なのは、基礎クラスの生徒さんの学習の質と量をいかにして上げていくかです。
モチベーションもそうですが、日ごろから、論理的・計画的に一つひとつとらえて行動していく能力が必要で、これは、塾長のみの力での解決ではなく、日ごろのご家庭の力にも大いに期待したいところです。
中学校の春休みの計画表を完成させていない。
⇒ 計画がないので、実行もしない。
⇒ 塾長に言われるまで、何もしていない。
これでは、学力も成績も、上がるわけはありません。
最低限、
中学校の計画表を綿密に作る。
⇒ 計画通りやれているか、日々チェックする。
⇒ 計画通りやれていなければ、塾の自習室で実施する。
…などの論理的・計画的な行動(計画がうまくいかなかった時への対処も計画に含めておく)をとるように、ご家庭で働きかけをお願いします。
今日もまた、午前中など、塾長が個別指導で教えている時間帯に、多くの熱心な塾生たちが自習に来てくれていました。基礎クラスの塾生たちも、こうした機会をうまく使って、自分の学習に拍車がかかるようにしていくといいですね。