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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
今日は、生徒さん(中学生)が将来の夢として社会か国語の先生になりたいと話してくれましたので、少しばかり、どんなことに興味があるのかを訊いてみました。
社会に関しては、桶狭間の戦いなどのことが挙がりましたので、一齣り話をしたのち、たとえば、「『信長記』と『信長公記』の違いから分かること」などを自由研究のテーマにしてみたらどうかといった提案までしてみました。
今の時代、自分の生活への保身などから所謂“でもしか教師”になるような不届きな輩もいるかもしれませんが、決してそうしたものにはならないよう、科目のエキスパートであることと、新しい世代へのよき影響力を発揮することを、心してほしいと伝えました。自分(や自分の家族)のためだけに教師になるような者は、そもそも教師には向いていないのです。子どもたちの未来のため、今後の社会をよりよくするためという気持ちがないようなものは、すみやかに教育現場から離れるべきです。
国語に関しては、まだ読書量そのものが足りていないようでしたので、自分の好みの本だけでなく、広く古典・名作をもっと読むように伝えました。考えること、行動することの大前提として、知識や教養や良識を養わなければなりません。もちろん、人との交流の中で学ぶことも沢山あります。偏った考えはいけません。
はたして、今後どれだけ成長してくれるか、楽しみでもあります。
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