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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
今日は運動会日和。よく晴れて、浅間山も黒々とした雄姿を見せています。夏の盛りを思わせるくっきりとした青空と白雲。いかにも力に満ちています。
さて、今朝は、中1の生徒さんたちからのリクエストで、その場で、社会の気候区分の授業をしました。
まず、ケッペン(ドイツの気象学者)の気候区分は、そもそもは植物の分布という理科の分野からの適応であることを教えたところ、生徒さんたちは意外な表情をしていました。
さらに、熱帯から寒帯までの一通りの気候帯や気候名を確認をした後で、上昇気流・下降気流の話から、砂漠はどの辺りにできやすいかを予測し、実際に大きな世界地図を持ち出して来て、北回帰線上や南回帰線上を飛行船に乗って旅してみました。(サハラ砂漠、ルブアルハリ砂漠、ナミブ砂漠、アタカマ砂漠、いろいろな砂漠がありましたね。)
最後に、ジェット機で、アフリカを南アフリカ共和国から地中海まで一挙に北上。どんな気候名の場所を通っていくかを確認しました。(ジャングルやサバンナを経て、再びのサハラ砂漠では、星の王子様に出会いました。)
もちろん、随所随所で、偏西風、モンスーン、タイガ、などの試験によく出るキーワードの確認、雨温図の具体的な見極め方なども織り交ぜた、きちんと得点力の養成になる授業です。
このように、ジュール・ヴェルヌの『80日間世界一周』ならぬ、いきなりの“80分間世界一周”となりました。
※今回の“旅行先”は砂漠が多かったので、休憩中に飲み物を飲んでもらい、のどの渇きを潤してもらうところまで含めての“遠足”でした。
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