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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
今日の信州(小諸)は、昨日から一転、過ごしやすい天気です。生徒さんたちの勉強も捗ってくれるといいな、などと、チャッカリ、考えています。
さて、普段はほとんどテレビを見ない塾長ですが、生徒さんなどに勧められて、目下、『ドラ〇〇〇』というドラマを見ています。(青い頭の猫型ロボットのアニメではありません。) 某有名大学を目指して学習に励む生徒たちと、その能力を引き上げるカリスマ教師たちのドラマです。
学習の環境や姿勢や方法に関するヒントが満載なだけではなく、漫画が原作だからでしょうか、分かりやすくてハッキリと心に響く名ゼリフも多いような気がします。
驚いたことに、普段から「学びの庭」でも言っているような箇所も多くあり、また、なるほどズバリ言ってくれていて実に痛快無比な箇所も多々あります。
たとえば、…。
(カッコ内は、「学びの庭」で塾長が常々言っていることです。)
① 学びあえる仲間がいたほうが伸びる。
(完全個別指導よりも、超少人数クラス指導のほうが伸びる。)
② 算数・数学は、集中的な訓練が有効。
(ドリルで、考えなくても体が反応するまで鍛錬する。)
③ 国語の語彙を増やす必要がある。
(国語こそが学力の根幹。良質な物語の読書で、豊かな語彙を。)
④ 英単語を覚えるときは、語幹に触れる。
(英単語は、原義を知り、類義語・派生語等も一緒に押さえる。)
⑤ 親が信じていないから子供がつぶれる。
(親御さんは、子供のマイナス面を拡大鏡で見ない。プラスの働きかけを。)
⑥ 誰かに伸ばしてもらうのではなく、本人の魂に火がつくこと肝心。
(学習の根幹は、他力本願ではなく、“自力”本願で。)
⑦ 「周りに迷惑をかけたくない」ではなく、「もっと、他人に頼れ」。
(自分でできることは自分で。しかし、自分でできないことは、周囲に大いに頼るべし。自分だけで解決しようとするのは、むしろ不遜。)
…などなど、挙げているとキリがないです。
もちろん、これはドラマですから、私たちの現実がそう簡単に絵に描いたように理想通り実現するとは思えませんが、学習に関する本人のメンタル面・フィジカル面、家庭の環境、その他の方法論など、多くのヒントが読み取れます。
当たり前だと思うことの確認も含めて、参考にしない法はないでしょう。