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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
今日は、昨日の中3英語授業の報告を。
学校の授業が駆け足だったらしく、生徒さんが教科書の《鹿に関するトピック》(New Horizon p.33)について、あまり意味が分からなかったということだったので、その場で電子黒板で教科書本文を共有し、精読・解説しました。
そのなかで、とりわけ、単複同形の名詞や、特殊な変化をする名詞についてが、話題となりました。
① 生徒さんたちのなかから、単複同形の名詞で知っているものを挙げてもらうと、
deer(鹿)
sheep(羊)
fish(魚)
など、有名どころが出てきました。これらがサッと出てくるだけでも、大したものです。
塾長からは、trout(鱒)、salmon(鮭)、Japanese(日本人)、Chinese(中国人)なども付け加え、さらに、様々な種類のものの場合にはたとえばfishも複数形になることがあるということなども解説しました。
② また、特殊な複数形の変化をするものとして、次のようなものを挙げて、実際に複数形を書いてもらい、単数・複数、両方の発音の確認も実施しました。
child(子供)
man(男性)
woman(女性)
mouse(二十日鼠)
louse(虱)
goose(鵞鳥)
tooth(歯)
foot(足)
medium(メディア)
phenomenon(現象)
特に、最後のphenomenonというのは、発音が面白かったのか、クラス全体が妙に盛り上がりました。(生徒さんたちって、塾長の予想を超えた、意外なところで盛り上がるものですね…。)
③ また、教科書の本文で、dis-という接頭辞の単語が出てきたので、これもまた知っているものを挙げてもらいました。すると、出るわ出るわ…、
disagree、disagreement、disappear、disappearance、discover、disability、discourage、disease、disappoint、…。
塾長からは、dis-には、反対、離れて、…ない、などの意味があるということを付け加え、さらにその場で、「コロンブスは( )年にアメリカを発見した。」の英作文およびこの受動態への書き換えなどを実施・指導しました。(実際にコロンブスが到達したのはサン・サルバドル島でしたが。)
もちろん、教科書対応のワークも実施し、家庭学習の課題もきちんと提示しています。アカデミックで地道な努力の部分と、遊戯的で発想力や応用力の必要な部分を、ほどよく織り交ぜながら授業を展開しております。もちろん、学力の養成には、どちらも必要不可欠なものです。
こうしたことが、家庭学習などでも自分からできるようになると、素晴らしいと思います。