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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
日々、暑くなってきましたね。信州でも、夏は暑いです。東京ほどジメっとしてはいませんが。
とはいえ、この暑さも、勉強のやる気のヴォルテージを上げるエネルギーにしてしまえばいいですね。要は、気の持ちようです。水分補給など、体調管理・健康管理をしながら、頑張りましょう。
さて、この地域の中3生は、近々、高校の学校見学や体験授業があります。
高校の校舎や設備が綺麗かどうかなどだけでなく、ぜひ、一つ上、二つ上の先輩たちが、どれだけいきいきと授業に取り組んでいるかですとか、いざというときに頼りになる先生方と悩みや進路を相談できるかどうかですとかを、見極めてきてください。
生徒さんが作成した掲示物の充実具合や、進路室は使いやすそうかどうかなども、参考になるでしょう。
また、中3生にもう一言。中学校への提出ノート・生活記録などは、必ず、100%、提出しましょう。
数年前の某公立中学校でのことです。せっかく塾長が英数の教科指導をして、成績も充分に上がってきていた、とある女子生徒さん。担任の担当教科が社会の男の先生だったのですが、彼女は社会は大の苦手で、この科目に限っては、残念ながら平均点を大きく下回る点数でした。
すると、彼女は、進路を決める12月の三者面談のとき、母親のいる目の前で「なめてるのか、お前!」と恫喝されて、ほぼ無理やり、学力最底辺の学校に志望校を変更されてしまったということです。(あくまでも、母親づたいの話ですが。)
ひどい話ですが、残念ながら、そういうことがありうるのが、日本の公教育の実態です。
中学校の先生のおぼえがよくなければ、学力がついていても、こうしたことになりかねません。それは大変にもったいないことです。
本人がしっかりするのが何より大切ですが、ぜひ、ご家庭でも、お子さんが提出ノートを出せているか、内容は雑ではないか、など、さりげなく確かめてみてください。
高校の体験授業も、中学の提出ノートも、どちらも、進路にかかわる重大事です。
将来自分が最もよく社会貢献できるように、また、悔いが残らないように、備えていきましょう。