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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
今日は夏至ですね。ここ信州も暑いです。
最近の高校生の授業の報告を簡単に。
「学びの庭」では、英語・数学・小論文を中心に、個別指導をしています。
※ 学習法の工夫そのものが、論理的に考える力がないと構築できませんので、できれば、入試直前期に駆け込みで小論文指導を希望するのではなく、早い時期に何回か受講してみることをお勧めします。夏休みなどの長期休暇は、そうしたことを取り組む良いチャンスですね。
さて、今回は、数学について。
現在、高校1年生は、どの学校の生徒さんも、二次関数の最大値・最小値などの問題を指導しています。範囲ごとに場合分けをして取り組まなければいけないので、頭のなかがよく整理されていることが必須の単元です。また、粘り強く各場合について記述していく力も必要です。様々な場合をグラフを描くことで想像していく力も問われます。教わるだけでなく、そののち、自分から多くの問題にあたることが、非常に有効です。
高校2年生の数学は、解と係数の関係を利用した応用問題などに取り組んでいます。
先日、生徒さんが、できなかった問題を質問してくれたのですが、その質問の仕方がとても素晴らしいものでした。
① 具体的な問題であること。
② 自分ではこう考えた、ということの説明。
③ 自力ではどこまでできたかの説明。
④ 模範解答・解説の、この場所の意味や意図が分からない、という説明。
⑤ 自分は何が知りたいのか、という説明。
どれも、生徒が先生に質問をするときに必要な要素だと思います。こうしたことを理路整然と話してくれた高校生、なかなか大したものです。社会に出ても役に立つ能力ですね。
勉強とは、目の前の点数を取るだけでなく、こうして思考法や受け答えも成長させ、将来自分が世の中の役に立つためにも必要なことであると、再度実感しました。
塾生の皆さん。どうか、点数だけでなく、人間としても、向上を!