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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
パラリンピックも始まりました。ハンディキャップの有無にかかわらず、目標に向けて全力を傾けるアスリートたちの姿というものは、私たちの内にも大きなエネルギーを沸き立たせてくれますね。塾長も、塾生も、日々、授業で完全燃焼していきたいものです。
さて、皆さん。唐突ではありますが、以下に示す英文、はたして何年生の英語の教科書の本文だと思いますか。
特に、小・中・高のお子さんをお持ちの親御さんがたにお答えいただきたく思います。
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高1?
中3?
…いいえ、中2です。しかも教科書のごく始めのほう、Unit.3の本文です。
(東京書籍 New Horizon 中2 p.38より、正当な理由による引用)
いかがですか。
和訳もしてみてください。
親御さんがたが学んだ時と比べて、各段に難しくなっているということがお分かりになるかと思います。
いえ、今回の教科書改訂で、前回よりも段違いに本文や基本文が難化している、つまり、ほんの数年前と比べても、桁違いに難しい内容になっている、とさえ言えると思います。
実際、パラリンピック開会式のあった昨日は、高校生の塾生にも、パラリンピックのことが話題となっていた中3の教科書本文の和訳に、チャレンジしてもらいました。
結果は、現役の高校生でも学年が下の教科書の本文を読むのに一苦労する、というのが現状でした。ことほどさように中学生の英語は難しくなっているのです。
たとえば、数年前であれば、高校生に教えていた単語、establish、include、recognize、develop、increase、progress…こうした単語を、今では中3,中2生に教えなければならない状況なのです。中1生には早くも不規則動詞の過去形を教えています。
つまりは、英語が“苦手”なお子さんのみならず、ごく普通にこなしているお子さんでも、今年以降の中学英語に関しては、相当に負荷がかかっている状態なのです。それをよく理解もせずに、「点数を取れ」「点を上げろ」と言うのは、あまりにも酷というものです。
お子さんには、誰かの手助けが必要なのです。
有り体に言えば、状況が分かっていて、適切な指導ができる塾による手助けが。
どうか、親御さんがたは、そこを良く見極めて、「部活で忙しそうだから…」などと仰っていないで、お子さんの“部活と両立可能な学習方法”を、早めに模索なさってください。
お子さんは、すでに苦しんでいる(自覚症状があるかないかは別としても)かもしれません。
その様子をつぶさに見て、まず救い出せるのは、親御さんだけですよ。
現在、「学びの庭」では、中1はクラス授業を火・土の7時半~9時で開設しています。全員が運動系の部活と両立して、きちんと高得点を上げています。
中2も、状況が許せば、クラス授業を検討いたします。
中3は、増設したクラスも含め、2クラスがほぼ満席です。
(他の学年は、目下のところ、完全個別指導をしております。)
入塾をご検討のご家庭には、個別の説明会を実施しますので、電話またはホームページ連絡フォームにて、お知らせください。
日本の将来を支える若い世代の真剣な生徒さんたちの手助けができれば、私どもとしても、望外の喜びです。
ご連絡、お待ちしております。