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己の学びを俯瞰して。分水嶺はいずこに。

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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。

 

ですね。

沛然たる雨篠突く雨雨に烟る

何と形容したらいいのでしょうか。

秋の冷たい雨です。

とはいえ、雨上がりには、きっと空気も綺麗になっていることでしょう。

 

 

さて、今日の話題は、掲示板のことと、中1生の学習のことです。

 

① 学習マップを俯瞰せよ。

塾の北側の掲示板ポスターを改めました。

 

歌川広重『名所江戸百景』より、「深川洲崎十万坪」の絵を取り入れてみました。

鷲が空の高みから獲物を狙って翼を広げている、大胆躍動的な構図の絵です。

 

今回のメッセージは、

自分の学習マップ鳥瞰して、から手をつけられることを始めてほしい

というものです。

 

特に、中1生のクラス生を募集していますので、そのようなメッセージとなりました。

 

部活「優先」は△。

部活との「両立」は◎。

 

そんな文言も添えました。

 

② 意識の高さの分水嶺

最近の中1生の学習について。

 

英語

…早くも不規則動詞の過去形が出てきています。三人称単数現在形のルールも。

中1生が、英語を得意にできるようになるかそのまま何となくフィーリングで乗り切るだけになるかの、大きな分水嶺だと思います。基本単語だけでなく、やや複雑な単語自力で書けること、文法の基本的なルール自力で運用できること。この二つが大切です。「発音は上手にできるけれど、書けません」では、学校教育の英語は乗り切れません。「幼時から英会話教室に通っていて、私は英語は得意!」と思っている人たちの、落とし穴です。

 

数学

…見ていますと、生徒さんたちは、ちょっとした文章正しい等式や不等式に落とし込むという作業が苦手なようですね。数学も一種の言語。小学生のときのように、その単元がまるまる掛け算だったり、割り算だったりすれば、あまり深く考えないでも式を書いて計算をして正解が出せていた、というような生徒さんたちが、徐々に点数を取れなくなってくる時期です。

きちんと自力で考えていたかどうかが如実に顕われてくるのです。

 

理科・社会

中学校で先生に言われなければワークを開きもしない、などというのは、家庭でのちょっとした声かけでカバーできるはずです。親御さんたちは、もしお子さんが慢性的にそんな状態であれば、今後は、そうした受け身指示待ちな状態になっていることを、根本的に改善する家庭教育をなさってください。

具体的な学習内容は、「学びの庭」では、単元別の小テストなども用いて、要点を押さえた指導をしています。塾に来たときには27点の子(1回目小テスト結果)が、塾から出る時には100点の子(解説後の2回目小テスト結果)となって帰る。そんな状況を作っています。

 

ちなみに、今回、小諸東中試験範囲に入っている、技術家庭の「キャビネット図」(斜投影法)は、数学の図形の理解においては、とても重要なものです。自分で図を描く力がないと、図形の問題文で言っていることなどがイメージできなくなってしまうからです。

「学びの庭」では、コツを教えています。

 

アリキリギリス

勉強に関して、くれぐれも、「キリギリス」にならないことが肝心です。

 

 

雨上がりの眺望。

空からの鳥の視点の眺めも、頂上からの見はるかす眺めも、いずれも生徒さんたちにとって最高のものでありますように。

 

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