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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
ここ信州小諸では一昨日に雪が降り、寒さも一段と増していますが、雪の降りやんだ後の空気は清浄になって、すがすがしいほどです。
受験生は、最後の正念場。力を抜かず、頑張っていきましょう。
さて、今朝の新聞に、体操競技の内村航平選手の引退記事が載っていました。
体操人生の半分を日の丸を背負ってこられたことが誇りであるとのこと。
こちらもまた、すがすがしい限りです。
日の丸を忌避する無責任な公務員には、ぜひとも学んでほしいものだと思います。
またも新聞記事より。
昨日は皇居で講書始の儀が行われたとのこと。
・チベットの土着宗教について。
・世界に広がる日本の稲作技術について。
・人工知能について。
どれも、リアルタイムにおける、世界規模の学習テーマですね。
世の大学受験生は、共通テスト。
皆、学んでいます。
最近「学びの庭」で実施した高校受験の過去問題では、
・なぜ読書すべきなのか。
・学ぶことの意味は何か。
・哲学を学ぶ意義とは。
といったものが主題となっていました。
単に情報や知識を得て、自分の生活に利用するというだけでは、あまりにも浅すぎます。
(実施した問題の文章の主旨が読み込めていなくて、解答でこうした記述をしている生徒さんが、数名いました。)
学びとは、学ぶ主体の成長そのものであり、その意義は、単なる個人の利益を超えて、社会全体が物質面のみならず精神面においても豊かになることにあります。
生徒さんで言えば、単なるサーヴィスの受け手になった途端、その人の学びも成長もストップしてしまうのです。もちろんこれでは、社会の成熟に寄与することもできなくなってしまいます。すでに社会の恩恵を充分に受けている私たちが、社会に対する恩返しの気持ちを忘れてしまってはいけませんね。
せっかくならば、自分も、世の中も、誰もが心身ともに得をすることを考えていきたいものです。
欲張り、ですかね…。