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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
春分過ぎに、大雪です。
皆さま、どうぞ、通塾時は凍結した路面等にお気を付けください。
塾長は、玄関先や駐車場の雪かき、頑張っています!
さて、今春卒塾する生徒さんの一人から、とりわけ丁寧なお礼のお手紙をいただきましたので、差支えのない範囲で感想をお話いたします。
その子は、手紙の中で、塾長のことをこんな風に書いてくれています。
① そのころ(指導の初めの時期=引用者註)から、「あぁ、この先生はなんて教え方が上手なのだろう。なんて頭がいいのだろう」と、日々感動していたものです。
恥ずかしくも有り難い話なのですが、塾長は決して頭が良いわけではありません。(これが謙遜ならいいのですが、残念ながら、事実なのです。)
頭が悪いから、順序だてて話しているだけです。頭が悪いから、どうにか工夫をしようとしているだけです。
ですから、この点に関しては、誰でも塾長の真似はできるはずです。塾生は、「順序だてて考える」、「工夫をして学習する」、この二点だけでも真似してくれれば、まずはうれしいです。
② 私が色々な視点からものを見られるようになったのも、先生の影響がとても大きいです。感謝しています。
これは、素直にうれしい感想です。多様な見方で諸問題を見るということは、大人になる上での一つの階梯です。もちろん、最終的に塾長と違う意見にたどり着いても構わないのです。様々な情報や意見に触れ、自分で考え自分が信じるものに行き着いたならば、それが尊いのですから。
ただ、塾生の皆さんはまだまだ先の長い人生です。結論を急がず、常に考え続け、良識の範囲内でことを進めていけばよいのではないでしょうか。常に、様々な意見に対して、オープン・マインドでいることが大切かと思います。
③ 私は第一志望であるA高校に無事合格することができました。家族の支えや、学校の先生方の支え、自分の努力などもありますが、一番は、塾長の柳先生に教われたから、ここまで来られたのだと本気で思っています。先生はいつも私たちに自信をつけさせようとして下さって、不安もあった中、私はA高校を目指せました。きっと私一人だったら、B高校に志望校を変更していたと思います。だから、本当に本当に感謝してもしきれないのです。
有り難いですね。そんな風に言ってもらえて。本当は、環境がどうあれ、受験は、まずは、自分の頑張りなんですけどね。あとは、その次のこととして、環境や、状況や、波長や、タイミング、受験問題や受験形式との相性、…様々なことが作用する。とはいえ、まずは、本人が素直にひたむきに頑張れること。受験は一つの大切な節目ですが、一つの通過点でしかないので、どんな生徒さんも、素直に頑張り続けることが大切かなと思います。
この生徒さんは「先生への恩返しと言えば、高校生活を充実させて、日々勉強に励むことくらいだと思っています。」と語ってくれているので、安心です。
ぜひ、その勢いで高校・大学を貫き、社会人になっても、世の中の役に立つ仕事で貢献してくれることを望みます。
塾長は長いキャリアの中でこうした丁寧なお手紙をこれまで何通も受け取ってきています。きちんとお返事できないことも多いので、大変に申し訳なかったと反省頻りです。
ただ、いつでも生徒さんがひたむきに努力したり社会貢献しようと頑張ったりしていることを、心から応援しています。
今頃は、多くの教え子たちが、社会人となり、親となり、自分の活躍の場を作っていることでしょう。
そうした一翼、一端を、ほんの少しばかり担えたことを、「未来」を作る仕事に携われたことを、うれしく思っています。