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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
最近、塾生のマスクに関しては、原則、外す。事情がある場合は、例外を認める。という形で授業をしています。
マスクを外さない主な理由が、生徒さんのなかから聴取したところ、多くの場合、「感染防止のため」という“大義名分”を隠れ蓑に、本心は、単純に「他人に顔を見られたくない」「自分のパーソナルスペースを守りたい」「自分の本心を隠したい」「目立ちたくない」という、消極的で、教育上好ましくないもの(と塾長が判断しているもの)だったので、このような形に踏み切っています。
なかには、「顔を見せるのが恥ずかしい」などとハッキリいう生徒さんもいます。でも、どうなのでしょうか。はたして、あなたたちの親御さんは、あなたたちの顔を「恥ずかしい顔」に産んだのですか。塾長も人の親ですので、言ってしまいますが、そういう気持ちを持つこと自体、親に対して、失礼千万ですよ。そんな心の持ちようは、早く改めた方がいいと思います。今後のあなたの生き方そのものにもかかわっていきますよ。
みんな違ってみんないい、の個性主義の時代に、何を気にしているのでしょうか。いったい。
「学びの庭」では、《授業は対話》と昔から考えて取り組んでいます。素顔(笑顔)同士のかかわり合いで、人間関係ができていくからこそ、お互い授業にもさらなる熱が入るのです。
それは、この数ヶ月の授業実施において、明らかです。
マスクをしたままの生徒さんとの授業と、マスクを外した生徒さんとの授業。
自然と、表情の読める生徒さんとの授業のほうがきめ細かく指導ができますし、盛り上がります。これは、塾長のせいではありません。人間関係として、当然のことです。
今日の授業でも、素顔同士の授業において、生徒さんとの間で、楽しく授業内容で盛り上がって、お互い大笑いの場面まで生まれました。
こうしたことは、マスク同士の授業ではなかなか起こりません。(まったく、とは言いませんが。)
無理やりマスクを外せだなんて、横暴だ、強制だ、人権侵害だ、などという愚かしいことをいう人がいたら(いまのところ、塾内にはいません。もしかしたら、この塾長日記を読んでいる、「学びの庭」の関係者ではない人のなかにいたら)、塾長は論戦を張りますよ。まったく、そんなことは言っていないからです。
教育上、マスクのデメリットが大いにあるということを言っているにすぎません。
新学期、まだマスクを全員着用しているような学校のクラスがあったとしたら、塾長は異常なクラスだと思います。
それもこれも、塾長は、人間力の成長とともに学力も大いに上がっていくと思っているので、感染防止を単なる自己弁護の盾にして自分というものを隠している内向きの生徒さんは、人生の上でも、学業の上でも、大変な損失をしていますよ、という、いわば親心ないし老婆心から言っているのですがね……。