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またも100点!

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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。

 

当塾生が、定期テストでまたも100点をたたき出しました。

 

この生徒さんは、他の科目もすべて90点以上。

平均で、1科目97点以上の成果をあげています。

 

素晴らしい!

 

塾として、素直に称揚したいです。

スポーツのコーチが、短距離走で1等賞の子を称揚するのと同じです

 

※ 話がやや逸れますが、娘の高校の担任の先生が、クラスの生徒さんたちのために、ひたむきに陸上競技に打ち込む生徒さんのことを題材に、素晴らしい小説を書いていました。塾長は、生徒一人一人にそこまで温かい目を向けてくださる先生に対して、親として大変にありがたいことだと感じました。ああ、この先生が娘の担任でよかったと。

 

しかし、もちろん、100点そのものが、偉いわけではありません。

そこに至るまでの準備や努力を怠らなかったということが、偉いのです。

この調子で、さらに研鑽を積んで、社会により深く貢献できる能力にまで磨き上げましょう。

(点数も、学歴も、社会に貢献出来てなんぼ、のものですよ。)

塾長も、微力ながら、皆さんのために力を尽くします。

 

 

 

さて、ちょっと昔のことを思い出してしまいました。

やや厳しいお話です。

以前に、面談で「とにかく子供に100点を取らせたい」と仰ってきた親御さんがいました。

塾長からすると、これは本末転倒だと思います。

 

本人が日々頑張っていれば、親ならば充分に分かるはずです。

親は点数よりも見るべきところを見て、その頑張りを褒めたたえてあげればいいではないですか。

 

それを、親なのにもかかわらず、「いやいや~、点数でしか分かりませんからね~」などとのたまう親御さんも、以前にいました。

 

塾長は残念で仕方がありません。

第三者(赤の他人)が客観的に見るということならば、まだ話は分かります。しかし、親がそんなふうに数値でしか自分の子を見られないのだとしたら、子が不憫でなりません。

(塾長がその子供の立場であったら、グレますね。間違いなく。)

 

多様性の時代です。

親は、自分のお子さんに対する価値観も、愛情のかけ方も、実際の働きかけの仕方も、多様な基準を持っていくとよいかと思います。

少なくとも、「点数だけで」は、親のやることではありません。学校の教師や、塾の講師でさえ、やることではありません。

(え? この「点数のみ」の価値観も、多様性の一つとして認めるべきですか? 塾長はそうは思いません。点数が取れても、学歴が高くても、社会的に役に立っていなければ、全く意味がありません。努力しない人のテキトーな80点より、努力した人の、自己ベストを更新した60点のほうが、尊いのです。後者の人のほうが、将来、世の中のために良い働きをしてくれることでしょう。)

 

大切なことは、目標(人によって目標は異なって構いません)に向けて、日々、できる努力をしていくことです。

空欄だらけの答案だった子が、一生懸命記述問題のマス目を埋めてきたら、それもまた、100点にも勝るとも劣らない、素晴らしいことではないですか。

敢えて強く言ってしまいますが、それを否定する人は、親として、教育者として、子をはぐくみ育てる立場の大人として、失格なのではないでしょうか。

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