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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
昨日は夏至でしたね。そして、月が大変にきれいでした。
さて、授業の中で、「夏至は英語で何というか?」という発問をしてみました。
もちろん、
summer solstice
というやや難しい言い方もあるのですが、
単純に、
midsummer
でいいと思います。
「真夜中はmidnight、では夏至は夏の真ん中だから?」
とヒントを出すことで、塾生の皆さんは、見事、正解を出すことができました。
さらに、塾長は生徒さんたちに、
「A midsummer night’s dreamと言えば、作者は?」
「その劇付随音楽を作ったのは誰?」
「そのなかの結婚行進曲なら、知ってるよね?」
と、矢継ぎ早に質問を浴びせかけました。
きょとんとしている子も、いくつか答えられた子も、いろいろでした。
実はムソルグスキーの『禿山の一夜』に描かれている「聖ヨハネ祭前夜」とは夏至祭の前夜の意味なので、このmidsummerのことなのでした。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』におけるケンタウル祭も、七夕祭や盂蘭盆会や聖ジョバンニ祭(聖ヨハネ祭)などを結び付けたものであろうといわれています。
ともあれ、受験勉強ばかりで、読書による教養も音楽的教養も養えていないようでは、もったいないですよ。シェイクスピアの『真夏の夜の夢』を読むもよし、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を読むもよし、ぜひ、自ら情操を育んでいってください。
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