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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
今日は、生徒さんから質問があったので、そのことについてお話します。
つい先日、生徒さんにこんなふうに質問されました。
「先生、世界地図で北海道の上の白いところは、どうしてどの地図でも白いんですか。」
皆さん分かりましたでしょうか。
そうです。
樺太の南半分のことです。
なるほど、日本の公教育ではしっかりと領土についての学習がなされていないようです。
即座に、樺太、千島列島、北方四島の、歴史的経緯を確認しました。
①江戸時代 間宮林蔵らによる樺太探検
②江戸時代 日魯通好条約(日露和親条約)
③明治時代 樺太・千島交換条約
④明治時代 日露戦争後のポーツマス条約
⑤昭和時代 日ソ中立条約をソ連が破棄
⑥昭和時代 サンフランシスコ平和条約
これらの推移を、電子黒板のカラフルな地図を使って教えました。
生徒さんたちは、ノートに略地図を素早く描いていました。
奇しくも今日は「北方領土の日」。
間違いなく“日本固有の領土”である北方四島でさえいまだに返ってこない現状は、じつに嘆かわしいことです。小笠原も、沖縄も、返ってきました。北方領土は、いつ返ってくるのでしょうか。
日本国民が領土に関するしっかりした事実や知識を持ち、毅然とした態度をとることが、まずは大切ですね。
どんな教科も、意欲的に学んでくれる生徒さんたちは、将来が楽しみです。塾長は、とことんサポートしますよ。
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