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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
六月も半ばを過ぎましたね。塾正面のタチアオイの花も、色鮮やかに咲いています。
さて今日は、最近中1授業で、How many ~s ? (いくつの~?)を勉強したときのことを。
《何本のシャーペンを持っていますか。》
《何頭の象を飼っていますか。》
など、単なるテキストの例文を超えて、日常的なシーンや、非日常(冗談?)的なシーンを織り交ぜ、生徒さんたちを巻き込み、授業を活性化しつつ指導しています。
「シャーペンって、英語で何て言うんだろう?」
「ゾウ? ゾウを飼うって、ありえな~い!」
生徒さんたちは、大いに盛り上がってくれました。
しかも、ここには、象がエレファントだとは知っていても、フの音がfの文字でしか思い描けない生徒さんには、もう一つ、phもフという発音になるという、とても良い勉強ポイントが隠れてもいます。
…などなど、こういったことは、申し訳ないですが、指導者ビギナーには、なかなかできないことです。臨機応変・縦横無尽・変幻自在・融通無碍な「学びの庭」の授業展開を、自画自賛しておきます。
そんな中で、英語で、あなたは何冊の本を持っていますか、という問いかけを生徒さんたちにしてみました。自分の場合で答えてごらん、とやってみたところ、
2~3冊
5,6冊
17冊
20冊
などなど、様々な答えが出たのですが、皆さんはいかがでしょうか。
漫画、絵本、雑誌、図鑑等は除いて、いったい自分の本というものをどれだけ持っていますか。
「私はネットから情報を得るから、本は要らないんだ」
「僕は図書館で本を借りるから、あまり持っていないんだ」
というような生徒さんもいるかもしれません。
しかし、図書館で本を熱心に読む人は、たいてい自分の本もたくさん持っているものですし、ネットから得られる多くのものは《情報》であって、読書とは、そもそも、単なる《情報》ではなく、貴重な《体験》である以上、これでは何ら論駁できてはいません。
自分の愛読書は、手元において、何度でも読み直していくといいでしょう。
また、自己の成長のためにも、頭と心が成長し、視野が広がり、教養が高まる本を読んでいきましょう。
お楽しみ読書も結構。
しかし、それとは別の、読書履歴に太文字で残る読書にもチャレンジできると良いですね。
※ちなみに、英語で、シャーペンはmechanical pencil、象はelephantです。