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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
塾の脇にあるジューン・ベリーの花が早くも満開です。今年は実が生るのも早くなるのでしょうか。
さて、最近の高校生の数学では、《演習→解説》の流れではなく、《解説→再現演習》の流れで指導しています。と申しますのも、高校生においても、時間の制約はあるものの、従来のような《演習をしてもらった後での解説のやりっぱなし》では、力はつかないと思ったからです。
実際、たとえば、先日実施した「方向ベクトル」と「媒介変数表示」(高3内容)の項目、「対数関数を含む不等式」(高2内容)の項目、「二次関数の、場合分けをした最大値・最小値」(高1内容)の項目では、生徒さんにまず演習をしてもらっても、一向に進まず、時間の無駄が生まれてしまっていました。
そこで、まずは塾長が設問で言われている状況を図示し、解説し、理解をしてもらった上で、そののち、自力で再現演習をしてもらう、という流れに切り替えました。もちろん、ノート等は見ないで、すべて自力でやり直すのです。
すると、時間の無駄もなくなり、単なるうなずき合いの授業とは異なる、生徒さんの自信にもつながる指導となりました。
今年度の数学は、しばらくの間、この方式で授業を組み立てていこうかと思っています。様子を見ながら、自在にやりかたを変えて、生徒さんごとの《最も効果の上がる方法》を見出していきたいです。
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