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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
定期テスト明けゆえ、中1クラス授業で、また、Oxford University PressのElementary Stories for Reproduction 2から、初見の英語長文読解をおこないました。
ちょうどヴァレンタイン・デー明けでもあったので、チョコレートをめぐる小話を選びました。
代名詞が何(誰)を指すか、省略されている単語は何か、など、さまざまなことをつぶさに追いながら、過去形の確認もしつつ、読み進めていきました。そして、例によって、最後のオチの部分を簡単に説明してもらう問いにもチャレンジしてもらいました。
そうした英文理解のなかで、今回はとりわけ、makeの使い方を強調して教えました。
というのも、今回の長文には、単なる「作る」という意味のmakeではなく、SVOCの文型における、《…を~にする》という意味のmakeや、使役動詞の《…に~させる》という意味のmakeまで出てきていたからです。
他、使役動詞のletや、知覚動詞のhearなども出てきていたので、生徒さんとの対話を重ねるなかで、確認を取りながら、ていねいに指導をしました。各自ノートにもしっかり残してもらいましたので、折に触れて復習していってもらいたいものです。
話のオチの部分も、省略されている2語を補うことでクッキリと描き出し、理解してもらえるようにしました。生徒さんたちのなかから、「なるほど~」の声が上がったので、授業として大成功だったと思います。
現在当塾の中1生は、なかなかよくがんばってくれている生徒さんたちが多いので、過去形のみならず、すでに過去分詞まで教えています。春休み明けには多くの生徒さんたちが主な過去分詞を書けるようになっていることでしょう。もちろん、基礎を大切に指導している生徒さんたちにまで無理強いするようなことはしておりません。しかし、塾長は、知識欲が旺盛な生徒さんたちには、出し惜しみなく与えていこうと考えています。英語は生きた言語ですので、何年生配当の知識だからこれは覚えなくて良い、今度のテストに出ないからこの文法事項はやらなくても良い、ではなく、出てきたときに一つひとつ押さえておく、という姿勢こそが、言語習得においては大切だと思うからです。
…あくまでも、授業での生徒さんとの「対話」のなかで、しっかりと間合いをとって、無理のない形で取り組んでいくべきものではありますが。…