- カテゴリ
皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
小諸市の中学校は、ようやく3分の1の日程での分散登校となりました。
今日の午前中、「学びの庭」では、休校日の学年の希望者を対象に、超少人数の理科特別単科講座を行いました。
(もちろん、全員マスク着用、換気・消毒等の対策をした上で。)
中学校のカリキュラムに合わせた、教科書や学校の問題集も用いた講座です。
「今朝、しっかり朝ごはん食べてきた人、手を挙げてー!」
こんな塾長の言葉から、授業はスタート。
今日の単科講座は、理科・生物分野の消化や細胞についての学習です。
①カラー印刷の資料を数葉使い、質疑応答。
②映像を見ながら、具体的に確認。
③ときどき映像を静止して、キーワードのノートへの書き出し。
④短時間のテスト形式演習。
⑤よく出題される問題や、間違いやすい漢字の指摘。
⑥理解し直したうえで、誤答した問題の繰り返し。
(ほぼ全員が2回目には100点をとることができました。)
⑦そして、最後には、長野県の公立高校の入試問題にもチャレンジしてもらいました。
教えていない範囲をわざと含んでいる出題です。
やはり多くの生徒さんたちが、そこで躓(つまず)いていました。
しかし、それでいいのです。むしろ、それこそが塾長の狙いです。
躓いて、考えて、間違えて、理解して、乗り越えて。…
ただ板書を写す、先生の話を聞く、模範解答を写す、解説を読む、…では得られない、大切な力を、今日参加してくれた塾生たちは体感し、身につけてくれたことと思います。
この時期、早くも入試問題に触れられたということも、価値が高いです。
必ずや、のちの力になっていくことと思います。
盛りだくさんの単科講座。今後も続きます。
これから参加を希望する塾生は(外部生も)、ぜひ塾長に連絡してください。
※コロナ禍で、各家庭の一人あたりに10万円が割り振られますよね。生徒さんたちの多くは、このコロナ禍で実際どんな被害を受けたでしょうか。当然、最も大きいことは、教育の機会を大幅に削られてしまったということでしょう。そうであるとすれば、こうした単科講座に積極的に参加することは、もっとも筋の通ったお金の使い方ですね。
…いけませんよ。単なるお楽しみだけのモノにこのお金を使おうと考えるのは。…
まずは、きちんと、失った貴重な教育機会を少しでも取り戻すためには…、と考えてくださいね。