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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
今日は、英語の授業の報告を、ごく簡単に。
ホットドッグの名前の由来についての英文を読む授業を実施しました。
その本文のなかで、一箇所、下線を引いてもらい、こんな風に指示を出しました。
「いま線を引いたところの表している絵を、ノートに描いてごらん」と。
それは、(He drew) a bun with a dachshund in it ― not a dachshund sausage, but a real dachshund in the hot sun という箇所でした。
生徒さんたちは、思い思いに英語を解読をして、絵を描いてくれました。
手慣れた描き方で書いてくれた人もあれば、普段と違う試みに戸惑いながらも参加してくれた人もありました。
英文の内容を本当に理解してイメージできているかを確認する、良い機会となりました。
ちなみに塾長は、このホットドッグの名前の由来のエピソードを、高校生のときに英語のリーダーの教科書で読んだ覚えがありました。イラストも何となく覚えていたので、すぐに「ああ、あれのことだ」と分かってしまいましたが、今回、生徒さんたちのなかにも大正解のイラストを描いてくれた人が何人もいました。
日本語に訳したはいいけれども、その意味自体が実は分かっていない、などというケースさえあるなか、今回のような、生徒さんたちの頭のなかのイメージをきちんと描き出してもらうという試みは、それなりに意味があったのではないかと思います。
もちろん、そのあと、英語の解説(withや、in itや、not … but ~など)をして、全員が納得できるようにしたことは、言うまでもありません。
英文全体の意味は、こんな風です。
ダックスフント入りのパン ― ダックスフント・ソーセージ[=フランクフルト・ソーセージ]ではなく、陽射しを浴びた本物のダックスフントの入ったパンを、彼は描いた。