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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
今日は、中学生の数学の授業での出来事を。
春期講習のクラス授業とは別に、さらに追加の個別指導を望んでくれた生徒さんに数学を教えていたときのこと。
関数と図形の融合問題で、三角形の面積を求める出題がされていました。
塾長はしばしばこの手の等積変形の問題を、「頂点をお引越し」という表現で指導しています。
今回の問題もそれでごく普通に解くことのできるものでした。
ところが、生徒さんは、今回、頂点を固定して、底辺を平行移動しても解けるということに気づいてチャレンジしてくれていました。
塾長は思いついていなかった解法でしたので、驚くと同時に、うれしく(楽しく)なりました。
生徒さんも内心、自分自身に「Well done!」(よくやった!)と叫んだのではないでしょうか。
ちなみに、その生徒さんの解法も、塾長の解法も、どちらも、当該問題集の解答解説よりも、優れたものでした。様々な解き方がありますが、スマートで斬新な解き方を思いついたとき、数学はもっと楽しいものになりますね。ただやり方を覚えて当てはめるだけの人には決して訪れない、至福の瞬間です。
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