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生活記録を生き生きと。

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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。

 

先月の塾長日記で、皆既月食をぜひ親子で見てほしいということをお話しました。後日、訊いてみたところ、かなりの生徒さんたちが(一人で、兄弟で、親子で、など、状況の違いはありましたが)、実際に見たとのことで、とても喜ばしく思いました。

 

なかでも、翌日提出の中学校の生活記録に、こんなにも詳しく書いている生徒さんがいることが分かり、塾長は驚きでした。許可をもらったので、引用いたします。

 

 先生、見ましたか。スーパーブラッドムーン! 赤かったですね~。最初、お母さんが先に出たんですが全く見つからず、私が出ていったらすぐに見つかって「あるじゃん、そこに!」ってなりました。見る方角が全然違っていましたw 「視野を広げること」「立ち位置(立場)を変えてみること」って大事ですね。はい。で、肝心の月は双眼鏡で見たら、もっとよく見えて、上の方に大きな複輪も見えたし、ふつうの月の満ち欠けと月食の形の違いも分かりました! 次、これが見られるのは12年後ということで、大人になって私はそのとき何を思いながら見るのかなと思いました。

 

感動の吐露とともに、「スーパーブラッドムーン」「上の方には大きな複輪」(←月の暈のことでしょうか)「ふつうの月の満ち欠けの形と月食の形の違い」など、かなり細かく科学的な観察の眼で見ていたことにも、さらに驚かされました。

 

また、何より、学校の生活記録をこのくらい生き生きと書いているということが、素晴らしいですね。

いけませんよ。「今日は…をしました。大変でした。終わり。」みたいな、幼稚でお座なりな生活記録を提出しているようでは。(中学校の先生方も、教科の提出ノートなども含めて、はっきりと「書き直し!」「再提出!」などと言えばいいのですが、なぜ言わないで生徒さんたちをスポイルしてしまうのでしょうか。もしかして、生徒さんの能力を伸ばすということに関して、無責任、ということなのでしょうか。)

以前に話題にしたことがありますが、生活記録や作文の表現が幼稚貧相になってしまう場合には、伝家の宝刀⚔「接続語(つなぎ言葉)」を使えばいいのです。「なぜなら」「たとえば」「とはいえ」「だから」などを使えば、自然と話が膨らみますし、自分の感想や意見厚みを持って伝えられます。

日常の思考や言動論理的に組み替えていけば、自然とテストの点数なんて上がっていきますよ。これ、本当です。

 

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