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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
今日も旗日ですね。五輪開幕。アスリートたちの頑張りを、塾長も、塾生たちも、ぜひ分かち合いたいものです。
簡単に、中3の夏期講習初日の報告を。
国語の論説文。
本文の第一段落に関する、「『間』が何から由来するのか」という記述式の問1に、塾生の皆さんは大いに悩んだようでした。
塾長は、「では、この段落で、“由来”とほぼ同等の意味でつかわれている漢字2文字の言葉を、四角で囲んでごらん」と言って、まずは作業に落とし込みました。
その答えは“前提”だったのですが、それを見つけてもらった後、その場所を読みました。
[本文] この感覚を前提としている
「はい、問1の答えは、『この感覚。』だね。あとは、指示語“この”の指示内容を書いてあげればいいね。」
そう言って、指示語の指示内容へと。
ここでも候補は二つ。
[本文] ある種の融合感覚
[本文] 深い信頼関係でつながれている
生徒さんの多くは前者の「融合」という重たい語句に引き寄せられてしまいますが、答えは後者。後者の方が、具体的な説明になっていますし、何より、指示語の直前です。
こうして、ついに、
「(他者と)深い信頼関係で結ばれている感覚。」
という答えに行き着くことができました。
こうした解答に至るメカニズムを、きちんと理路整然と示してあげること、次回以降にも使える知恵にしてあげることが、大切だと思います。
駆け足でしたが、ご父兄等に、授業内容の一部をご報告申し上げました。
授業は“対話”。授業は“生き物”。
今後も様々な対応をしていきたいです。
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