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夏期講習も半ばを過ぎ…。

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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。

 

夏期講習も順調に進み、もう日程の半分ほどを終えました。

毎日、忙しすぎて、塾長日記の更新は、とてもではないですが、できない状態でした。

とはいえ、今日は珍しく、午前の授業がないので、こうして久方ぶりに筆を走らせて(←もちろん、比喩です)います。

 

さて、何を語りましょうか…。(久しぶりなので、勘が鈍っています…。)

 

東京オリンピックの選手たちの活躍から得られることについては、おそらくすでに多くの人がいろいろな場面で語っているでしょうから止めにして、…やはり、今年の「学びの庭」の塾生、特に中3生の頑張り具合いについて、語りましょうか。

 

大きく言って、3つのことが言えそうです。

① 宿題やる人、やらぬ人。

② 部活両立、頑張る子。

③ やりかた工夫し、伸ばす人。

(↑…何か、サ〇エさんの“来週の予告”みたいですね…。)

 

①宿題(家庭学習)、やる人、やらぬ人。

中学部においては、どの学年でも、塾の夏期講習教材で、毎日の学習ページを指定しています。原則書き込みで実施していますので、授業時にその場で開いて見せてもらっています。

すると、きちんと実施し、赤ペンで丸付けもして、やり直して青ペンで丸付け・直しをしている生徒さんと、まったく真っさらな状態の生徒さんとが、真っ二つに分かれていることが、一目瞭然に分かりました。

もちろん、ただ“こなす”だけではいけないのですが、上記のようなやり方で繰り返していれば、必ず身に付くものが増えると思います。

宿題(家庭学習)がおろそかになってしまっている生徒さん。一日やらなければ、自分が一日やらなかったぶん遅れていくのではありませんよ。周囲の人たちは頑張っているのですから、差は広がっていくばかりです。

塾では、(勉強の得意不得意は関係なく)頑張る生徒さんに基準を置いて授業を展開しますので(この点は明言しておきます)、自分でできる部分は自分で頑張ってくれないと、授業そのものの定着率も下がってしまいますよ。もったいないことです。いまからでも、猛チャージで、取り戻してください。

キミは、やればできる。…なら、やれよ! って、話なのです。

 

②部活両立、頑張る子。

多くの運動系の部活動で、中3生はすでに引退していますが、文科系の部活などで、まだ活動が続いている中3生がいます。

「学びの庭」では、吹奏楽部や演劇部の人たちが、夏休み中も練習が多くて大変なようです。

とはいえ、「学びの庭」では、部活両立は応援する立場を取っているので、どうにか授業の振替や家庭学習の補強で乗り切ってもらえればと考えています。

話を聞くと、チームワークで練習しなければならないそうした部活動にもかかわらず、「塾があるから…」ということを言い訳に部活動を平気で休む生徒さんもいるようです。周りに迷惑をかけて自分のことしか考えていないそうした部員のいる部活は、大変ですね。(そうした人は、最初からレギュラー等を辞退すれば、迷惑もかからず、いいのではないでしょうか。)

とはいえ、部活“優先“は、さすがに「学びの庭」も許してはいません。

部活動を言い訳に学習を疎かにするような人が、部活動で良い結果を出せるとも思えません。よしんば出せたとしても、それは表面的なものであって、“ニセモノ”だと思います。それよりは、部活で好きなことに邁進できるのだから、そのぶん、課題も手を抜かずに頑張ろう、と考えて動いてほしいものです。その方が、双方、時間の使い方も工夫したり、能率よくやる方法を編み出したり、と、良い結果が期待できるように思います。それに、何より、気持ちがいいと思います。

 

③やりかた工夫し、伸ばす人。

数学の授業において、毎年いるのですが、「やりかた忘れた(だから、何もできなくても、仕方がない)」という姿勢の生徒さん。

違いますよ。やり方を忘れたなら、自分で再現して、構築し直せばいいのです。あるいは、自分なりの他の方法を編み出せるか取り組んでも。

塾長は、授業の演習時間に生徒さんが「ボーッ」と待っている状態になることが、大嫌いです。あるいは、それに準じた、考えない作業(前の問題の解説をカラーペンで丁寧に書き写しているだけ、など)に逃げている状態になることが。

ことによっては、「先生、この単元は言葉の意味からして忘れてしまっているので、全問バツで構わないので、調べてから再チャレンジしてもいいですか」と訊いてくれてもいいじゃないですか。状況によっては、充分に良い知恵の出し方ですよ。消しゴム片手に、書いては消し、書いては消し…の、“考えてます”ポーズを取っているだけなどより、よっぽど良いですよね。

言われていないから、何も考えていない。自分からは何もやっていかない。やってはいけないと思い込む。

それよりは、言われていないけれども、時間を無駄にしないためにも、こうしていいだろうか、ああしていいだろうか、と考え、訊いていく。

良いことですよね。

このように、数学という勉強の内容だけでなく、授業演習の取り組み方も含めて、自分を伸ばすためにはどうしたらいいのかを考えて行動をとっていくこと。クラス授業では周囲の人たちとの兼ね合いや状況もあるので、すべてが生徒さんの考えるアイディア通りというわけにはいかないかもしれませんが、アイディアを出すこと自体は良いことです。

目的は何か。目標は何か。

「学びの庭」中3塾生の、当面の目標は、夏の終わりの、塾の摸擬テストと、中学校の総合テストで、きちんと自分の実力を発揮し、目標点を超えることですよね。

そのために、塾生は、自分も、周囲も、みんながhappyになれることを考えていってもらいたいものです。

(ダメですよ。他人を蹴落として自分だけいい思いをしようなどというのは。ハッキリ言って、一番、醜い生き方です。)

 

夏期講習の後半、音楽で言うところのクレシェンドをかけて、誰もがさらに充実していけるようにしましょう。

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