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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
小諸東中の定期テストまで、あと3日です。
今日は、生徒さんにではなく、親御さんにできることは何かをお話しします。
①根本的に、常日頃から…
・健康管理と時間管理
体に良い(栄養価の高い、害のない食材の)食事、時間の有効な使い方に(たとえばなんとなくテレビがついているなどということがないように)注意してください。
・規範意識(常識)
お子さんが、学校の生活記録や学習課題を期日までに手を抜かずに実施し提出したり、学習内容を理解し覚える努力したりすることを、言われなくともごく当たり前のこととしてできるようにしていきましょう。
②日常生活では、…
・プラスのお声掛けを
お子さんの、できているところとできていないところのうち、できているところをほめるのに8割、できていないところを指摘していくのに2割の感覚で、親子とも、プラスの気持ちになるようにお声掛けをお願いします。
・思考力の高まる会話を
「Yes」「No」だけでお子さんが返事ができるコミュニケーションではなく、お子さんが意思表示をしたり、考えを深めたりできるようなお声掛けや会話をなさってください。遠い目標・中くらいの目標・近くの目標などを、目的意識とともに設定してあげられるような対話を。
③テスト直前期には…
・早寝早起きを促す。
夜遅くの学習は、能率も悪いです。(生徒さんのノートを見ても、それは一目瞭然です。) また、テストも午前中を中心に実施されます。朝型が断然有利です。
・能率の良い、濃い学習を促す。
学習の内容に細かく触れる必要は特にありません。どんなことをやっているかを話題にして、難しいことを頑張っているお子さんをねぎらってあげてください。(我々が中学校のときよりも、いまの中学生のほうが、格段に難しいことをやっていますよ。) 親御さんの出番は、たとえば、アウトプットの手伝いと時間計測(タイムキーパー役)です。英単語帳の日本語をランダムに読んであげたり、問題集の各ページの時間計測をしてあげたりしてください。
やってはいけないことは、(良かれと思ってのことなのでしょうが) お子さんの頑張りの足を引っ張ることです。〈あとから叱る〉は絶対にやってはいけません。それであれば、試験〈前〉に叱ってください。試験〈後〉に課題が見えたときには、学習機会をどう増やしていくかを考えてください。お子さんの成長は、親子の二人三脚のつもりで、息を合わせて楽しんで取り組んでいきましょう。
※塾長も親としてできていないようなことを偉そうに語ってしまいました。自分への覚書でもあると肝に銘じつつ話を閉じたいと思います。