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皆さん、こんにちは。学びの庭・塾長の柳です。
今日は涼しくて過ごしやすいですね。(ここ信州だけですか? そんなことないですよね?)
小諸東中は定期テストの直前期。塾生の皆さんは、成果が出せるよう、後悔しないよう、がんばりましょう。
さて、一昨日のクラス授業の開始時のことです。
生徒さんたちの入れ替えのとき、ふと、そこにいる5、6人の女の子たちが全員メガネをかけているということに気がつきました。
塾長が思わず「メガネ女子率、高っ!」と言ったことから、話が意外な方向に膨らみました。
塾長が「みんな、勉強し過ぎちゃったのかな」と冗談めかせて言ったところ、
「私はゲームのせいで…」
「暗いところで読書してたら…」
「遺伝…?」
など、さまざまな返事が返ってきました。
この最後の、遺伝と言った生徒さんに対して、他の生徒さんが、「お父さんとお母さん、両方ともメガネ?」と訊いたり、また別の子は、「うちは両親とも視力良いのに、私は…」と発言したり、といった状況になりました。
そこで(ちょうど、次回の定期テスト範囲に遺伝のことも含まれていましたので)、分かりやすい血液型の話とからめて、減数分裂や分離の法則などについて、黒板を使って確認しました。
A型の親とB型の親からO型の子供が生まれることもあるという話に、皆、「なるほど~」となってくれたようで、良かったです。
すかさず、「ノートに書いておきな」と伝えて、板書を写してもらいました。(そうでないと、忘れてしまいますからね。)
そして、授業のなかでも、遺伝のプリントを実施。見事、多くの生徒さんたちが、たくさんの正解を出してくれました。
このように、「学びの庭」の雑談は、単なる雑談にあらず、なのです。必ず、こうした教育的配慮を持って、知的領域への回収に努めています。
その意味でも、コミュニケーション能力は必要ですね。雑談の一つもできないようでは、こうした機会も生まれません。無駄を排して黙々と学習するのが、必ずしも吉ならず、ということです。
何ごとも、匙加減が大切なのかもしれませんね。